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  06 ,2020

~ For you just before visiting a museum ~                                  


プロフィール

 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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20

Category: ◆ターナー

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ドラマチック大王






■ターナー02







月の明るい円みを引き立たせるために、その右に尖った暗いものを置いた。

水面を手前に手前にと視線を導くために、上空の左右端を暗めにした。

そして、画面全体に漂う動きを含む静けさが、じんわりと観る者に近づいてくるように仕上げた。
















■ ウィリアム・ターナー  「 月光、ミルバンクより眺めた習作 」

   1797年  


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

17

Category: ◆ターナー

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蒸気機関車が勇ましい!






■ターナー01







そのスピードや重量感、迫力が昇華され描かれている。

画面右下の斜めに降り落ちる激しい雨、これを数秒後確実に打ち砕いて突き進むのだ。

堅牢な鉄橋はその豪傑ぶりを増幅させている。
















■ ウィリアム・ターナー  「 雨・蒸気・速度:グレートウェスタン鉄道 」

   1844年  ロンドン・ナショナル・ギャラリー


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

13

Category:   松本 竣介

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戸惑いと・・・






1940松本






人と人との関わり、街と人との組み合わせ、その混沌。

それは違和感でもあり、一方で期待感もありそうだ。

動きある髪や手、ボタンの色、そして視線の方向が前向きな情感を伝えてくる。
















■ 松本 竣介  「 都会 」

   1940年  大原美術館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

10

Category: ◆青木 繁

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古事記のワンシーン!❷男の体の具合が凄まじい。
■青木繁 08







無防備に天に反らせた胸、直前の出来事の壮絶さを強く伝えてくる。

少し長い弱々しく立つ左手、命尽きる間際を示すような状態を感じさせる。

力感をまだわずかに残している右肩、最後に使われた筋肉であるかのような・・・。














■ 青木 繁   「 大穴牟知命 」 
  
   1905年   アーティゾン美術館  

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06

Category:   ゴッホ

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糸杉は「絶命」を暗示し、輝く月は「生命」を称えている。




■ゴッホ62






想像の景色らしい。

狭い病室で、わずかな体力で、限られた道具で描いた。

なのになのになのに、130年以上経っても万人をも魅了する絵だなんて。















■ ヴィンセント・ファン・ゴッホ   「 星月夜 」

   1889年   ニューヨーク近代美術館   


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06

Category: ■コラム3--『一流とは』

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一流とは



大事な試合前に「楽しみます!」と言うトップアスリートたち。

本当に心底楽しんでいるワケがない。

人生のすべてを注ぎ込み、迎える大一番で少しでもリラックスしたいのだ。




画家もそうだろう。

個展の前夜、これらの作品をこのまま出していいのか、葛藤に時から締め出されそうになり・・・。

でも、やらねばならない。どんな中でも、そのときの自分の最高到達点で。



シーレ
ゴン・シーレ





そして、自分しか自分を励ますことも、いたわることもできない。

だから、「楽しんでくるよ!」

それまでの過程において、「十分やりきった」、という自分への無意識からの褒め言葉ともとれる。




自らに課した鍛錬も、照準を絞った準備も、そして最後の覚悟も、・・・できた。

そんなときに使いたい一言だ。

「 I enjoy myself! 」













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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

06

Category: ■コラム2--『挑戦者たち』

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挑戦者たち




19世紀初頭からの20世紀初頭までのヨーロッパ。

闘志溢れるアーティストたちが、向こう見ずな挑戦をし続けた時代だった。

では今でも美術史の中でに燦然と光放つ彼らは一体何に挑戦したのか? 




旧来の絵画にだ。

絵画は、「既存の理想・仮想図」や、「記録や記念の表示品」だけではない、

ということを画家自らの思考を作品をもってアピールし続けた時代だったのだ。



Cezanne
ポール・セザンヌ





「眼に見える世界は全て想像力によって初めて相対的位置と価値とを与えられる」 
~ボードレール~



つまりこういうことか?

「モノをどう捉えるかによってそのモノ自体が変わる」



もっと言うと、

「それをどう捉え、どう表すかが大事」



つまり、

「自然や建物、人物などは、単なるネタにしか過ぎず、表現されるべきは描く者の意志、思考である」

ってこと。




それは、「1つの林檎でパリを驚かせたい」、というセザンヌの言葉からも窺い知ることができる。












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