08 ,2010
マレーヴィチ最晩年

対象なく描く「絶対主義」を通り抜け、具象で純度の高い作品が続く。
瞳と唇が、「自信のなさ」と「熱い想い」として引き伸ばされて衣装に乗り移っているようだ。
ピカソの「「腕を組んで座るサルタンバンク」と語らってもらいたくなるほどの好青年だ。
■ カシミール・マレーヴィチ 「 若者の肖像 」
1933年 ロシア美術館
Pochit Please

~ For you just before visiting a museum ~
Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。
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