10 ,2019
左が師匠のクリムトで、右がシーレ自身で、、、なんて解説されるが、そんなことはどうでもいいほどエネルギーが満ち溢れていることに気付く!共に、画面が狭すぎる、と叫んでいるような情景だ。

左、変幻自在な枝葉、そして研ぎ澄まされた力強い支え木。
その横で、やや低い位置からではあるがさらに長い支え木に弱々しく縛られた樹。
その樹は、シーレのモデルでもあり、この時期「焦げる程熱い生」を共にしたヴァリー・ノイツィル、彼女を示すものに違いない。

1912年
Pochit Please
