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  05 ,2012

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
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05

Category:   エゴン・シーレ

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②今度は一転、周囲の緑の塊が少女の血潮の叫びに一層強い響きを与えているようだ。
■シーレ49







ヴァリーとの一方的な別離の作品だ。その劇性は例えば女の腕、男の目等で極限まで高められている。

しかし、あまりに熾烈なこのシーンには、シーレのあの言葉を持ち込まないと味わいにくい。

「全ては生きながら死んでいる」。男は女の前にはもういない、彼女にとってこの男はすでに死んでいるのだ。
















■ エゴン・シーレ   「 死と乙女 」

   1915年   オーストリア絵画館   


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術