12 ,2010

若くして母、姉、そして後に父をも亡くた。「死」の不安におびえる自分を「生」の側から描いた?
いや違う。「死」の側からだ。「不安な生」をあぶりだすかのように仕上げていったのだ。
その「怯え」の象徴が、永遠に安定化することのない波打った曲線の数々である。
■ エドヴァルド・ムンク 「 憂鬱 」
1892年
Pochit Please!

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 ジャンル : 学問・文化・芸術
~ For you just before visiting a museum ~
Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。
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