05 ,2020
19世紀初頭からの20世紀初頭までのヨーロッパ。
闘志溢れるアーティストたちが、向こう見ずな挑戦をし続けた時代だった。
では今でも美術史の中でに燦然と光放つ彼らは一体何に挑戦したのか?
旧来の絵画にだ。
絵画は、「既存の理想・仮想図」や、「記録や記念の表示品」だけではない、
ということを画家自らの思考を作品をもってアピールし続けた時代だったのだ。

ポール・セザンヌ
「眼に見える世界は全て想像力によって初めて相対的位置と価値とを与えられる」
~ボードレール~
つまりこういうことか?
「モノをどう捉えるかによってそのモノ自体が変わる」
もっと言うと、
「それをどう捉え、どう表すかが大事」
つまり、
「自然や建物、人物などは、単なるネタにしか過ぎず、表現されるべきは描く者の意志、思考である」
ってこと。
それは、「1つの林檎でパリを驚かせたい」、というセザンヌの言葉からも窺い知ることができる。
Pochit Please!
