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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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19

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美少女プシュケと愛の神アモル(ギリシア神話から)




■ドニ08







西風ゼピュロスに向こうにある「幸福の島」に連れていかれるのがプシュケ、

右の柱にもたれかかり眺めるのが恋するアモレ、水浴するのは水の精たち・・・。

二人にとって、私たちにとって、「幸福の場所」とは果たしてどんなところだろうか?特別なところだろうか?
















■ モーリス・ドニ   「 プシュケを幸福の島に送る西風 」   

   1908年   エルミタージュ美術館   


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

18

Category:   ドニ

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花々と一体化した子供たち、美しい手がいっぱい!
■ドニ07








幸せな時って、踊っている?!あるいはダンスは幸せの象徴!?

-幸せ-、「世を愛し、”超温かい波動”を発している様」って書いてある辞書があってもいいかもしれない。

待つ手、包む手、捧げる手、至福の気配に満ちている。
















■ モーリス・ドニ   「 楽園 」   

   1912年   オルセー美術館   


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28

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美しい手!!
■ドニ06







ドニは、3人の手にかなりこだわったような気がする。

荘厳な平面の中、落ち着いていて、柔らかで、でもって生き生きしている。

待つ手、包む手、捧げる手、至誠の気配に満ちている。
















■ モーリス・ドニ   「 マルタとマリア 」   

   1896年   エルミタージュ美術館   


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04

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ドニはいつも好奇心旺盛だったため、自分自身の眼を試したかったのだろう。
■ドニ05






この頃徐々に、パリの市場で売られるリンゴが少し輝きを失い始めた。・・・そう、セザンヌのせいだ。

ありえない配置、思い切った配色、粗すぎる筆遣い。でも調和に律された高貴な一群。それは脳で味わうリンゴだった。

一方、そんな強過ぎる刺激を受けたドニは、静寂のテーブルにリンゴの芳醇な肉感を存分に映し込みアピールした。














ドニ05 モーリス・ドニ   「 リンゴの静物 」   

   1889年      


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29

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超豪華な顔ぶれだ!!!


■ドニ04






左からルドン、ヴュイヤール、メルリオ、ヴォラール、ドニ、セリジュ、ランソン、ラッセル、ボナール、ドニ婦人。

但し、実際はこの絵一枚を讃えているのではないようだ。

対象の性質をとらえ、それをシンプルにしたりアレンジしたりと、うま~く絵画を自立させた仕事ぶりのようだ。














■ モーリス・ドニ  「 セザンヌ礼讃 」   
      
  1900年  オルセー美術館

 
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01

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春の訪れ


■ドニ03






淡彩色で、金のフレームの中で、個々それぞれ喜びを表現している。

おとぎ話の世界のようだが違う。その少し手前の安泰の空間だ。

恐ろしいほどに無防備で無垢でナチュラルな意気込み、飽きない。















■ モーリス・ドニ  「 Spring Time 」   
        

  1895年

 
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09

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預言者!


■ドニ02






「絵画は所詮色彩で覆われた平坦な表面」。ポスターにも通ずる平面秩序での塗り方。

そこを割り切って初めてその向こう側が見えるんじゃないか、ってことか・・。

ナビ派とは預言者、「19世紀末のパリの前衛的な美術家の集団」、理論も一流だった。














■ モーリス・ドニ 「 森の午後 」   

   1900年     



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26

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ムーミン谷のよう、おっ天使がいる?
■ドニ01






木の名はヨーロピアン・ビーチ。実際はそうではないが、この「薄青緑の木」は画家の戦略的な色遣いだ。

桃色と黄色で奏でる幻想の世界を引き立てるべく「空の青」と「地面の緑」とともにやさしく包み込んでいる。

この木々が実物通りの薄い茶色であれば、単なる風景画に毛が生えた程度のモノでしかない。














■ モーリス・ドニ   「 木々の中の行列(緑の木立) 」   

   1893年   オルセー美術館   


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