1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
28
29
30
  04 ,2017

~ For you just before visiting a museum ~                                  


プロフィール

 I  M A

Author: I M A
〜19世紀半ば以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


スポンサードリンク
MoMAstore
カテゴリ
スポンサー
MoMAstore
ランキング
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
13

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 2  Trackback: 0

もはや抽象?!?!
■香月泰男08






地だ、海だ。

香月の生まれ育った海。汚れを知らない海。

その海より深く重苦しそうな地表が世の厳しさを訴えているかのようだ。














■ 香月 泰男    「 日本海 」

   1972年   山口県立美術館


Pochit Please!
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

21

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

何かいる!
■香月泰男07








とにかく時間がたーっぷりあった子供の夏。

「いつまでも好きなことをしていたい。」「いつかこうなりたい。」

濃密で深遠な水の色、それは少年の好奇心を映し出しているかのようだ。














■ 香月 泰男  「 水鏡 」
  
  1942年  東京国立近代美術館



Pochit Please
Thanks!














 


テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

13

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

時が行き場をなくす、どこまでもざらついた世界。


■香月泰男06







心がどんどん感覚を失っていく恐ろしさ。

「ある一定以上の痛み」、それは自分の、また他者のものであっても、決して癒えることはない。

むしろ増幅してくる。香月はそれをなだめるために描いていたのかもしれない。















■ 香月 泰男  「 雨 」 
  
   1968年  


Pochit Please
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

08

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

太陽が・・・大地が・・・、黒い!


■香月泰男05






過酷な心身の状態の中で、光や熱は敵にさえ感じる、そんな暗黒の輝きだ。

自分以外全て不要なもの、そんな世界のようだ。

「絶えてしまう」危機感と、「先が見えない」焦燥感、それらの極限のようなものが感じ取れる。















■ 香月 泰男 「 黒い太陽 」 
  
   1961年  山口県立美術館



Pochit Please
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

05

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

厳しい時空


■香月泰男04






シベリアの広大で荒涼な露天の地肌を映し出したかのような空。

そしてその暗黒の鏡に吸い上げられ、振り落とされた白い粉。

雪は足元の全ての自然物の結晶体であるかのように鈍く、重く、そして切ない。















■ 香月 泰男  「 雲 」
  
  1968年   

 

 Pochit Please
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

06

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

ハトが・・

■香月泰男03






多分、ハトが出るマジックのことだろう。

右上の3つの顔が観衆へのその効果を時間軸で端的にかつ完結的に表している。

その、土からにじみ出るような褐色の舞台は何故か観る者に味わう時間を余分に与えるのである。マジックだ。














■ 香月 泰男  「 奇術 」
  
  1958年  京都国立近代美術館



Pochit Please
Thanks!














 


テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

12

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 2  Trackback: 0

画伯曰く、「一本一本の線、一つ一つの色面は、現実にあった情景がもとになって生まれた」。


■香月泰男02







この絵から無言で語りかけてくるものがあるとしたら、それは静けさであろう。

それは何もない静けさではなく、何かの人為的なものが存在した上での歪んだ空虚とも思える。

そしてこの世界には、後の、あるいは以前の何かしらのしわ寄せの予感を身に覚えてしまう。















■ 香月 泰男 「 流れ 」 
  
   1961年  京都国立近代美術館



Pochit Please
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

15

Category:   香月 泰男

Tags: ---

Comment: 4  Trackback: 0

そういう山。
■香月泰男01






彼の胸に残る脈々たる思い。抑留されたシベリアで見た「人間の浅はかさ」。

自然に任せ、にじみ出ることを待つしかない凍りついた残像、それを描くということへの使命感。

モチーフのそれぞれに「宿命と最期」を思わせる重い荷石を背負わせているかのようだ。











 


■ 香月 泰男  「 久原山 」

  1963年  東京国立近代美術館


Pochit Please!
Thanks!

















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術