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  03 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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19

Category:   藤島 武二

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芸術において、人は何も創造しない!自分自身の気質に従って自然を通訳する。それだけだ!By ロダン
■藤島武二07






一方、藤島の言葉。「・・省略して、最後の描かざるべからざるもののみを描いていきたい。」

ほぼ同じことを言っている。

「自分が感じ取る世界にその世界を集約する」という表現方法である。














藤島武二07L  藤島 武二    「 東海旭光 」

   1932年     ブリヂストン美術館 



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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

18

Category:   藤島 武二

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手に持つ黒羽の束は、やけにワイルドだ!
■藤島武二06






そして、淀んだ背景に浮かび上がる白い衣装は、より厳かで優しい。

婦人の表情は、時を止めるかのように、いや、永遠を語りかけるかのようだ。

何故か、それは、大切なものを一生懸命に見つめる時の表情だからだ。
















■ 藤島 武二     「 黒扇 」

  1908年 - 1909年  ブリヂストン美術館 



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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

06

Category:   藤島 武二

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Maybe Japanese Impressionism!?
■藤島武二05






あの絵とも似ている素っ気ない太陽と粗い波の筆遣い。

しかし優雅だ。

しかも大胆。そして、その大胆さが自由な雰囲気を漂わせることとなる。・・実に気持ちイイ。














■ 藤島 武二  「 港の朝陽 」

  1935年  東京国立近代美術館 



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04

Category:   藤島 武二

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タイトルは、「耕到天」・・たがやして、てんにいたる・・・って?
■藤島武二04






「日本の洋画=藤島」、と言われ続け取った第一回文化勲章。これはその翌年の作。

揺るぎない自信に根ざした深い独創性を感じる力強い作品だ。

整った律動の中の隆起した地肌、この世の可能性を称えているようにも見える。














■ 藤島 武二  「 耕到天 」

  1938年  メナード美術館 



















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15

Category:   藤島 武二

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本当の写実の効果を求め描こうとした。


■藤島武二03







白く動きある波の姿をまず岩間から覗かせ、この地の最も強い印象を観る者に伝える。

そして他のところをゆっくりと無意識に対比させるかのように味わわせる。

力みなぎる岩肌、安らかな水平線、太陽を抱える空。そして、木と舟は遠近をさり気無く示している。














■ 藤島 武二  「 大王岬に打ち寄せる怒濤 」

   1932年  三重県立美術館 
 

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23

Category:   藤島 武二

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奥ゆかしさが美しさに花を添えるのだ

■藤島武二02






見える美しさ、浮き出てくる魅力、・・東洋美。

時に横顔は人の「志」や「念」を見出すことができる。

引き締まった表情に水平に向けられた視線、伝わってくるのは「一心な思い」、そう映る。














■ 藤島 武二   「 芳蕙 」

  1926年      



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30

Category:   藤島 武二

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険しい道


■藤島武二01






明治末期から昭和初期まで日本の洋画界をリードしたエリート画家、薩摩隼人、藤島武二。

「日本文化を軽視するやつ」的な批判の見方が多かったことは確かだ。

しかし、道なき道をかたくなに歩き続けた。今では王道になっている。














■ 藤島 武二  「 蝶 」

   1904年 
 

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