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  08 ,2017

~ For you just before visiting a museum ~                                  


プロフィール

 I  M A

Author: I M A
〜19世紀半ば以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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27

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㈠ワイエスと人間
■ワイエス17








静かな寂れた風景が「日常」。人の存在は「非日常」だ。

何しろ、人に踏まれた草が主人公だったりするから。

人がいると瞬間という名の「時」が記されてしまう。人さえいなければ、「時」は好きに遊ぶことができる。













ワイエス17L  アンドリュー・ワイエス   「 1946年 冬 」
  
   1946年   ノース・カロライナ美術館



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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

19

Category: ◆ワイエス

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画家のこの地への「私的な思い」と、この地の「脈々たる歴史」が幾重にも重なっているいるいる!!
■ワイエス16






車輪の優雅な透かし方。翡翠色の車体の落ち着いた高揚感。・・自分の溜息が聞こえる。

最後の順のこの手前のぐしゃぐしゃ草土感。時間と空間の深さがにじみ出ている。

そして、背後に佇む建物の凛々しさは、観る者の視線を手前からゆっくり引き込み、そして揺らがせ戻し、また引き寄せるのだ。















ワイエス16L アンドリュー・ワイエス   「 マーシュホーク 」   

   1944年       


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05

Category: ◆ワイエス

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荒涼だなあ。でもかすかに温かいなあ。
■ワイエス15






「Old Crow」っていうアメリカン・ウィスキーがある。とうもろこしをアルコール発酵させた琥珀色のリカーだ。

香ばしく落ち着いた風味で、やや甘みも利いてバランスのいいバーボンだが、ややパンチが足りない。

もし、アメリカの雄大さとはかなさを同時に描くワイエスの描画がラベルだったら、かなりの深酒を誘うことだろう。














■ アンドリュー・ワイエス   「 冬景色 」   

   1942年   ホイットニー美術館     


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08

Category: ◆ワイエス

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その帽子はバレるわ!
■ワイエス14






どうにも人間が稚拙に見えるアングルだ。

そして銃の無頓着さをアダ笑うかのような立派な枝ぶり。

ところで、遠景の樹々を描いたのは最後の方だったろうけど、すっごく楽しみながら刻み込んだように思う。














■ アンドリュー・ワイエス   「 ハンター 」   

   1943年     


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24

Category: ◆ワイエス

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何気ない空の色がそこはかとなくこの絵を盛り上げている!
■ワイエス13






築年の風合い、そこでひっそりと「生」を営む女性、クリスティーナ。

ワイエスは密かに、しかし真正面から愛した。あの窓のように実直に。

彼女の日々を包み育んでくれたこの家にも特別の温情と感謝の念が込められているようだ。














■ アンドリュー・ワイエス   「 風雨に晒された壁 」   

   1965年     


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11

Category: ◆ワイエス

Tags: ブログ  エゴン・シーレ  

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「生きる」ということの超他力的な側面を見てしまった気がする!生かされている!
■ワイエス12






生命を育み宿す水。太古より何度も海へ流れ着き、雲、雨となりやがて川が運び行く。

その音や輝きは過去の響きを連呼するようでもある。

人や生き物が乗り越えてきた「苦難の飛沫」や「笑みのざわめき」までもが含まれていたりするのかも。














■ アンドリュー・ワイエス   「 運流 」   

   2003年     


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12

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そうして平凡でもいろいろあった今日も過ぎ、また次には違う気配がここを訪れる。
■ワイエス11






ここは他からのどんな形容をも拒絶するほど独特な時の流れ、そして日々の営みが保たれているようだ。

「空の白」は、静かな、そして何よりも遠く、かつ底知れない世界だ。

「色のないレース」は、その「虚無」を前に「有為」が立ちはだかり、心底勇気づけているところか。














■ アンドリュー・ワイエス 「 海からの風 」

  1947年 ワシントン・ナショナル・ギャラリー


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15

Category: ◆ワイエス

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人は四方の面を見るとき左上側に最も早く視線を配り、したがって強い印象を受ける。


■ワイエス10






左の余白がしっかり機能している。窮屈に感じない。

うまく葉たちを羽ばたかせている。重ったるさも感じない。

そして凛と熟れた果実は、血脈つながる枝や葉を伴い、優雅さとしとやかさを感じさせる。














■ アンドリュー・ワイエス  「 摘み取る前の枝にあるリンゴのスケッチ 」
 
   1942年    
 

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18

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この乾いた流麗さ、ワイエスだ!


■ワイエス09






しっとり、したたか、彼女の存在。マットでドライな景色は逸材。

木肌具合と服の生地、感じが迷彩、出来栄え喝采。

誰もに忘れ去られたような、時間感のない静かな世界に、そよ風一人で戯れに行く。














■ アンドリュー・ワイエス  「 クリスティーナ 」   

   1947年     


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18

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ワンちゃんいい!


■ワイエス08






誇らしげな光を浴びる建物は画家のお気に入り。

右は、移ろう、しかし変わらない偉大なる川。

安堵と包容にあふれた感情をリアリズムに投影した作品。














■ アンドリュー・ワイエス  「 Night Sleeper 」
 
   1979年    
 

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07

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愛のまなざし?!


■ワイエス07






「静」のなかにある安泰と焦燥を現実の世界に描いた。

一見日常的だが、部分的に明るすぎる光は逆に逸脱を思わせるシュールな情景だ。

写実に見えて実はとても乾いた質感、それは覚醒を忘れてしまうほど遠い記憶の世界をほのめかす。
















■ アンドリュー・ワイエス  「 Love in the Afternoon 」
 
   1992年    
 

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07

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夢か現か?


■ワイエス06






安らかな寝顔。生きているのか死んでいるのか・・・・。


向こう側には永遠をいざなう第二の扉が待っているかのようにも・・・・。


とっても温かそうな布団が二人の紡ぎ合った優しい時間の円熟を感じさせる。

















■ アンドリュー・ワイエス  「 結びついた愛(Marriage) 」
  
  1973年   





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03

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ワイエス最高傑作の1つだといわれる作品

■ワイエス05






ゆっくりゆっくりだが、一直線、最短距離で家に向かうクリスティーナの後ろ姿だ。

実際両手の甲の中心を結ぶ線の延長線上に家はある。

地平線を家の収まる上ギリギリに持ち上げ、家の遠さと草原の広さを切に強く伝えてくる。














■ アンドリュー・ワイエス   「 クリスティーナの世界 」
  
   1948年   ニューヨーク近代美術館



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01

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違和感大有り!でもいい!

■ワイエス04






太古の祈りにも似た繊細さでアメリカン・ノスタルジーに磨きをかけた画面表現、それこそがワイエス・・・

ではなかった。

これは、彼が晩年に描いたものだが、さっき鎖国を解いたようなまだ見ぬ未知の世界を遠目にしている。














■ アンドリュー・ワイエス   「 クリスティーナ 」   

   2002年     


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16

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気持ちいいかい?


■ワイエス03






ウソのようにこの部屋に一体化する「犬」。それは自然と人の共存の象徴。

あまりにも平穏な、続き続く時間、そしてそれに肩を並べ存在する空間。

そこに横たわる深い「安息」と時折味わう「不安」の日々の総括が、結局「安息」ということを描いたか。














■ アンドリュー・ワイエス  「 主寝室 」

   1965年 


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27

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ちょうど中心が中心


■早い雪






急がず、誰にも影響されず、ひたすら故郷の風景に目を凝らす。

モチーフとしては決して劇的でもなく、また技法が新しいわけでもなく、色調はといえばいつも制限されている。

ただ「そこだけで流れる時間」を「画家の強い愛着」が幻影ぽい実映を大胆な構図で堂々と見せ付けてくる。















■ アンドリュー・ワイエス  「早い雪」

  1975年 



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26

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現実っぽいけど何か違う


■ワイエス02






時間を止める岩・・・、「時」にズッサリと重しをしているようだ。

ここはアメリカ、礎石の州、ペンシルヴェニア。

長い時間の中でも「変わらないもの、あるいは変わってほしくないもの」、それを願いつつ描いている風だ。












 


■ アンドリュー・ワイエス 「燧石」

  1975年 



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