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  10 ,2020

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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刺繍画のように散りばめられた色、色、色・・・




■ドガ25







かつて「デッサンの鬼」と言われたドガ、印象派の兄貴分。

この頃になると写実的な描写から、背景に鮮やかな抽象表現を用いている。

そしてこの作品に限っては、それに加え、全ての色彩のエネルギーが一斉に踊り狂っているようだ。
















■ エドガー・ドガ  「 ダンサー 」  
  
  1897年  デトロイト美術館


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17

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空いた床が「静と動」を切り分けていて、優美さを高めているようだ。
■ドガ







乾燥を抑えるために水をまいた後なのか、まだらになっている。

そろそろ彼らに手入れをしてもらった方がいいのかも・・・。

この空いたスペースは、この後の彼女たちの躍動や舞踏を観る者に大いに期待させる大切な余白でもある。
















■ エドガー・ドガ  「 ダンススクールでのリハーサル 」  
  
  1878年  


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ドガとカサット、画家としての師弟関係深まる!!
■ドガ23









この年第5回目を迎えた「印象派展」、カサットはにわかに評価され始めていた。

ドガはそんな教え子が誇らしかっただろう。

この絵には、いつかはここルーヴル美術館に、という願いが込められていたはずだ。














■ エドガー・ドガ  「 ルーヴル美術館のメアリー・カサット 」  
  
  1880年  


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30

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日常の練習中
■ドガ22







稽古場の広さを、彼女たちの可動域を示すために床を大きく描いた。

左端のじょうろは、床の埃が立たないように使う水まき用らしい。

これがないとあまりにも間延びしてしまう、イイ脇役だ。
















■ エドガー・ドガ  「 バーで練習する踊り子たち 」  
  
  1877年  


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15

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過半が床の絵。左に切れてわずかに見えるダンサーとサインがいい置き石になっている。
Degas 1874 2dancers






汚くなるちょっと手前でかつしっかり地味であるべき、このケースとても大事な床の色。

かつ斜めのラインがダンサーの動きを支える。

そんな舞台に映えるメインの女性の左手は、この先の更なる躍動を感じさせる。














■ エドガー・ドガ   「 舞台上の二人の踊り子 」  
  
   1874年   コートールド美術館


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コントラストのせいか、かなり遠くを見ているような気がする。
■ドガ20






ひと呼吸の後、女性の表情を探りたくなるが、特段掴み取れるものはなさそうだ。

また、ここがどんな建物か、どの季節や、また時間帯や、方角も何もわからない。

ただ、椅子が示唆するかのように、この女性は願いがかないつつある人生ではなさそうだ。














■ エドガー・ドガ   「 窓辺の女 」  
  
   1872年   コートールド美術館


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静止画は珍しいね!実験的な作品かも!!
■ドガ19






と思ったら、あの印象派の”旗振り娘:ベルト・モリゾ”の娘らしい。特別ショットだ。

しかし、奥にある外への抜け道が何と新鮮な若々しい空気を与えていることだろう。

輪郭とボリュームを端的に切り取るデッサン大得意のドガだが、この左腕の不思議をどう説明してくれよう。














■ エドガー・ドガ   「 テオドール・ゴビラール夫人 」  
  
   1869年   メトロポリタン美術館


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優雅な事務所ですなあ!
■ドガ18






ニューオーリンズといえば、ルイ・アームストロング、バーボン・ストリート、・・・そう!ジャズ発祥の地だ。

アフリカから連れてこられた黒人たちが、厳しい農場での労働の合間に即興で奏でたものがルーツだという。

ドガは知っていたのだと思う。そんな彼らの切なさを。どうとってもこれは皮肉めいた描き方だと思う。













■ エドガー・ドガ   「 ニューオーリンズの事務所の人々(綿花取引所、オフィスでの肖像) 」  
  
   1873年   ポー美術館


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影の存在!
■ドガ17






まるでダンサーの生活やその未来までも支配するかのようだ。

産業の発達により、その富が生み出す深々とした主従関係や際立つ階層社会。

だが、その分躍進する表現者たちはずっとずっと華やかにその身を焦がすことができたのも事実だ。














■ エドガー・ドガ   「 バレエにて 」  
  
   1881年   


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背中!背中!背中!
■ドガ16






あの軽やかな動きの原動力は引き締まった筋肉。

あのまろやかなコスチュームの向こうには隠された揺るぎない体幹の軸。

光沢に称えられた彼女の背中はそれらが垣間見れる集約された部位として表現されているように映る。














■ エドガー・ドガ   「 靴紐を結ぶ座ったダンサー 」  
  
   1880年   


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落とす影さえも勇姿。でも遠くのあの馬だけは!!??大丈夫だろうか?全力で暴れている!!
■ドガ15






鍛え抜かれた競走馬でもレース前、時にイレ込むことはある。つまり、テンション上がりすぎ。

本当に強い馬はいつも冷静だ。そして、かなりの気合が必要だ。人馬共に。

一方歳を重ねると、「ここゾ」というときにサボって目一杯走らない馬もいるらしい。人間も同じかも。














■ エドガー・ドガ   「 メインスタンド前の騎手たち 」  
  
   1885年   


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ドガは都会っ子で馬好き!でも馬は馬でも鍛え抜かれた競走馬でないと興味がないらしい!
■ドガ14







バレーリーナの躍動感を確かな線にする表現技術は、女好きから極まったものではないようだ。

モチベーションを高めてくれる対象ならば、でっかい毛むくじゃらでもいいらしい。

洗練されたもの」と「素朴すぎるもの」。ドガに強く絵筆を握らせたモチーフだ。














■ エドガー・ドガ   「 風景の中の競走馬 」  
  
   1894年  


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この剥き出しの青、イイ!
■ドガ13






アングルの教えで、目一杯線を引いて描写力を磨いた。

線が太くなってもいいらしい。とにかく線で表現することを優先させろ!オラオラ! みたいな。

それはひたすら、無駄がなく、情感を高めることだった。亡くなった父親さえもモチーフになる。














■ エドガー・ドガ  「 異端者とドガの父親 」  
  
  1882年  フィラデルフィア美術館


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ドガは、やっぱり踊り子!!あの繊細に激しく動く踊り子の一瞬を的確に捉え描写できた訳は?

■ドガ12






答、写真を使っていたから。

湧き出る泉のようなしなやかな身のこなし、そして熱い躍動感。その絶頂の瞬間をドガは記録していたのだ。

作品たちは、当時の小さな白黒の写真が伝えきれない細部、色彩、構成を、彼の創力が極度に昇華させたものだ。














■ エドガー・ドガ  「 前かがみの踊り子 」  
  
  1885年  


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エロおやじ?のいる異様な情景に赤の輝きがまばゆすぎる!


■ドガ11






右手前の資産家風の男はパトロンだろうか?左のステッキの男もそんな感じだ。

ドガは、華やかな演技を見せる彼女たちの廻りのややグレーな世界をも表現の枠に収めた。

当時何でもあったパリで生まれ育ったドガにとっての絵とは、「技術を駆使した真実の描写」だったのだ。














■ エドガー・ドガ  「 カーテン 」  
  
  1880年  


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のんびりダンサー


■ドガ10






バレエリーナの薄紫っぽい衣装がキレイだ。

そしてそこから沸き立つ白みがやけに清らかに見える。

床を湿らせるためのじょうろは今や役目を終え、まるで右の子のマネをしながら見守っているようだ。














■ エドガー・ドガ  「 バーで練習するダンサー 」

  1876-77年 


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この水色は弾むように輝かしい!!背景が見事だ!!


■ドガ09






何歳になっても「売れる絵」を描かなかったストイックさが、意図せずこんな絢爛無垢な作品を築き上げた。

出番の直前か、緊張のザワザワ感が伝わってくる。

ドガの数少ない誰が見てもキレイな絵。












■ エドガー・ドガ  「 青い衣装のダンサーたち 」

  1890年 


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だから輪郭が太い!?


■ドガ08






デッサン力、という言葉はよく使われるが、ドガのデッサン力は対象の輪郭を精緻に描くことではない。

対象の前後の動的な瞬間を掬い上げたような集約の線だ。

そこに色彩や配置がそのエネルギーを放出させる前に、画面に閉じ込められた。














■ エドガー・ドガ 「 バレエシューズを直すダンサー 」

  1880-05年 


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生涯独身を通したドガとロートレック、二人に共通してるものは?
■ドガ07






ルノワールの求めるようないわゆる「美しい女」は決して描かない。

その存在、そして動的魅力を「みなぎる世界」として凝縮し一瞬の静止画として刻み込む。

観る者は小さな子供がソフトクリームを食べるように、それを実にゆっくりと解かしながら楽しむことができる。














■ エドガー・ドガ  「 鏡の前で 」  
  
  1889年  ハンブルグ・アートギャラリー


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何と大胆な!ダンサーの首が切れている!!


■ドガ06






ここでの主人公は演奏者のようだ。よーく見ると、皆眼光鋭いこと鋭いこと。

そして、近、中、遠の情景描写。間でぎっしりと重なり合う音の世界。

ドガは束の間、不覚にも男に酔いしれてしまった。
















■ エドガー・ドガ  「 オペラ座のオーケストラ 」  
  
  1869年  オルセー美術館


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