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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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30

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アヒルというより魚がいっぱい泳いでいるように見える池!
■ゴーガン38







まだプロ手前のこの頃から印象派展に出展するようになった。

「ミステリアスな水面」と、その中に「興味津々の子供」が主題だ。

静かな緑を引き立てるオレンジ色は、後年までゴーガンの得意な配色だ。
















■ ポール・ゴーガン   「 アヒルのいる池 (楽しむ少女) 」

  1881年   
 

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03

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ゴーガン渾身「1882年第7回印象派展」出品作!
■ゴーガン37







印象派展の他の作品の中にあっては地味だったろう。

だが、1つ1つの部位を観ると「力強い鮮やかな世界」がにじみ出てくる。

特に壁の描き方には相当な工夫と効果が表れている。
















■ ポール・ゴーガン   「 ゴーギャンの家の広間(カルセル街の画家の室内) 」

  1881年   オスロ美術館
 

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02

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南国のお昼、休憩タイム
■ゴーガン36







立体感と引き換えに彩色の自由度を高めた。

特に専心したのがその組み合わせだ。

涼し気な後ろ姿の女性を台座にして、色とりどりの3人の女性が伸びやかに佇んでいる。
















■ ポール・ゴーガン   「 シエスタ 」

  1894年   メトロポリタン美術館
 

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27

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妻を描いた絵

■ゴーガン35







証券マンを続けていたら家族との離別はなかっただろう。

ただ、選んだ生き方が美術史に与えたものは計り知れない。

その後果てなく波乱万丈であったが、その貫いた人生に悔いはないだろう。

















■ ポール・ゴーガン   「 ソファで眠るメット 」

  1875年   
 

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20

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ここはフランス北西部、ブルターニュ、ネアンデルタール人の世界最古の竈がある地
■ゴーガン34







歴史深い場所に単純な題材だが、色彩表現は実に繊細だ。

白い波しぶきさえ、輝き満ちている。

また、右斜め上向きに描かれた女性は、安らかで優雅な躍動を想起させる。
















■ ポール・ゴーガン   「 波間にて 」

  1889年   クリーブランド美術館
 

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03

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ゴーガン曰く、「芸術とは全て抽象である」
■ゴーガン33







可憐なこぼれ散った花びらは、何かを暗示しているのだろうか?

こぼれ落ちる家族への想い?、いや、こぼれ落ちそうな己の存在?

微動だにしなさそうな青い花びら達が、みんなを支えている。















■ ポール・ゴーガン   「 花瓶の花 」

  1896年   ロンドン・ナショナル・ギャラリー
 

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06

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フォーカルポイント:注視点(画家が、ここがこの絵のメインですよ~ここよく観てね~という対象)


■ゴーガン32







準フォーカルポイントが画面全体にある、というくらい色彩鮮やかだ。

勿論メインは画面中央で背を向けて立つ少年。

他のもの、ヒト、景色全て、どこを切手大に切り取ってもワクワクする仕上げだ。
















■ ポール・ゴーガン   「 ボア・ダムールの水車小屋の水浴 」

  1886年   ひろしま美術館
 

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03

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タイトルのインパクトが強い作品
■ゴーギャン05






手の先にある「果実」は、生きる者すべての欲望の象徴。

人類が選んだ資本主義、それによって薄めらてきた人間性と美意識。

当然何かを得れば何かを捨てることになるが、それを見つめ直すことが大切だ、と言われているようだ。














ゴーギャン05L  ポール・ゴーガン  「 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか 」

   1897年  ボストン美術館 


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ドガとピサロに認められ印象派展出展へ
■ゴーガン30







来場者からの評価は分かれたようだが、確かな手ごたえも感じたようだ。

現にこの2年後、証券マンを退職。画家としてだけの道を歩み始めた。

う~ん、薄青紫の影を漂わせ、女性を美化せず描いた実に印象派っぽく仕上げた渾身のデビュー作だ。















■ ポール・ゴーガン   「 縫い物をするシュザンヌ 」

   1880年   ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館


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こちらは本当に現場に行って住み着いた画家。
■ゴーガン29







現地でしかわからない「安らかな時の流れ」や「奥深い情景」。

空、山、木々、大地、そして孔雀たち。その一部に人がいる。画家はその外から眺めている。

文明社会を、そして自らをも「愚」とするかのように、その営みの健やかさを野獣の彩りで描き出している。















■ ポール・ゴーガン   「 マタモエ、孔雀のいる風景 」

   1892年   プーシキン美術館


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思い切ってやがて舞い降りてくる死を描いてみた。
■go-gyann28








この頃著しく健康を害しており、全身が衰弱していっていた。

「あと自分に残された時間はどれくらいだろう、、、。」

白い布。・・・清めた自分を、見守ってほしい、そんな真っ直ぐな心持ちが読み取れる。


















■ ポール・ゴーガン   「 異国の鳥のある静物 」

   1902年   プーシキン美術館


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21

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2種の反対色
■ゴーギャン27








古より明度、彩度を変えつつ重んじられてきた「赤と緑」の協奏。

フェルメールやゴッホが一層昇華させた「黄色と青」による競奏。

どちらの対比にも惹きつけられるが、「緑と赤」は原始の情気が底はかとなく漂う。


















■ ポール・ゴーガン   「 牛のいる海景(深い淵の上) 」

   1888年   オルセー美術館


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カリブ海に浮かぶ小さな島~マルティニーク~あの航海王コロンブスをして、「世界で最も美しい場所」と言わしめた地。
■ゴーガン26






当時のフランスでプロ画家として生きていくには必要な遠征だったのだろう。

色彩、構図、遠近、明暗すべて絡み合って清々しさを生んでいる。だが、そこに「動」がしっかり腰を据えている。

赤い女性の体の傾け具合。平行に呼応した手前の木は、彼女たちの会話に聞き耳を立てているようだ。













ゴーガン26L  ポール・ゴーガン   「 海辺Ⅱ 」

  1887年     
 

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ゴーガンが描いたゴッホの絵。この頃は良かったが・・・。
■ゴーガン25







この頃までは尊敬しあっていた。互いの芸術性を。

いや、ずっとそうだったようにも思える。特にゴッホは。

あの1点は、ゴーガンのしびれるほどの存在性を「無」に同居させて吹き込んでいる。
















ゴーガン25L  ポール・ゴーガン   「 ひまわりを描くゴッホ 」

  1888年  ファン・ゴッホ美術館 
 

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著名な研究者は、「ゴーギャン」でなく正確には「ゴーガン」だと言っていた。素直に従おう!「ピッツァ」、ではなく「ピザ」、という感じ??
■ゴーガン24






ポール・ゴーガン、この超とっぽい芸術家。・・・タシチからパリに戻った頃の作だ。

ナルシスト? 自己中? いやいやそんな簡単なものではない。心根威切っている。

とにかく、画家の気の閃光が、この表情に集約、投影されている。














■ ポール・ゴーガン   「 帽子をかぶった自画像 」

  1893年    オルセー美術館 
 

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やがてこの絵はあの絵になる③!!? 
■ゴーギャン 20






知的で優雅なこの男、名前はシャルル・ラヴァル。ゴーガンの盟友でもあった。

この画家の作品にゴーガンたちが、どれほど影響されたかは以後の作品を見れば明白だ。

中央の装飾を伴う動的色彩表現、そして大胆過ぎるほどの影と輪郭線の泰然さ。・・・う~ん、目映い。














■ ポール・ゴーガン   「 ラヴァルの横顔のある静物 」

   1886年   インディアナポリス美術館  


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超マンガチックな神様、カワイイ!!!



■ゴーギャン22







あの作品誕生へ向けた「途中経過作」、とでも言おうか、一貫するものを感じる。

ピンクの岸辺の3人はこの儀式の主人公か。「栄枯盛衰」、あるいは「生」と「死」を思わせる。

水面の色彩の幻想感は、この特別なシーンをより一層高潮させている。
















■ ポール・ゴーガン   「 マハナ・ノ・アトゥア (神の日) 」

  1894年   シカゴ美術館
 

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ここまで遡るか、Gauguin!
■ゴーギャン21






エジプト文明の壁画を思い出す。それは、妥協を許さない四捨五入描法。

その潔さは、画家の想像力の下、彩り羽織った自我を手繰り寄せる。

そして、大らかな南風に育まれる。














■ ポール・ゴーガン   「 市場 」

  1892年   
 

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もちろん暑そうだが・・・。
■ゴーギャン30






右の女性の肌つやがいいのは何か訳があるだろう。目つきからして、何かを警・戒監視しているようだ。

それは何か?この地に生きる宿命なのかもしれない。

男、女。富と貧。朝と夜・・。そんな中での当然の嫉妬心か?恋心は今でも最大のテーマなんだから。














■ ポール・ゴーガン   「 タヒチの女 」

   1892年   ニューヨーク近代美術館


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ゴーガンの本心!
■ゴーギャン 19







ゴーガン曰く、「芸術とは全て抽象である」

・・・うまいこと言う。

全て画家のフィルターを通してグルグルジャンジャンこね上げ、すり合せたフィクションなのである。














■ ポール・ゴーガン   「 マルティニーク島の牧草地 」

  1887年   
 

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