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  06 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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08

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第一回目タヒチ到着直後の作かと思われる無垢さ!
■ゴーギャン18






原色たちが発する力、ぶつかり合う響き、そこにこそ絵画の魅力が凝縮されている、って言わんばかりだ。

人工物を遠ざけるためパリを出、自然を敬愛しやってきたタヒチ。

邪気なく描けたほんの数ヶ月の作品は、穏やかで慎ましやかな熱狂がある。














■ ポール・ゴーガン   「 タヒチの山々 」

   1891年   


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23

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Welcome!M! From N.Y.#7
■ゴーギャン17







実は三人の髪の毛にほんのり青い灯りが灯されているのだ。

その曲線は、川の流れにも呼応するかのように彼女たちの持つ唯一と言っていいい女性らしさを鼓舞する。

赤い敷物はそれに喝采を送る役目を実直に引き受け、一手に色彩構成の支点となっている。












■ ポール・ゴーガン   「 水浴するタヒチの女たち 」

   1892年   メトロポリタン美術館 


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決してうまいとは言えないが・・・配置の妙!!テーブルの上にワンコ??
■ゴーギャン16






果実の色は絶妙だが、犬は可愛くないし、なんか稚拙にも映る。

ただし、そのせい(ある種記号的な存在)で全体の均一性が整い、リズミカルにも見える。

特に際立った楽器がなくても、「全体で聞くと調和され、かつダイナミックな音楽」、そんなのもある。














■ ポール・ゴーガン   「3匹の犬のいる静物」

   1888年   ニューヨーク近代美術館


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THE BILLIARDS!!  さん。
■ゴーギャン15






一緒に暮らしたアルルでゴッホも描いたこのCafe。う~ん、ワイルドだ。

喧騒の中の「視覚のオアシス」のようでもある草原色のビリヤード台。

球と球がぶつかり合う、乾いた、重い、でも高い音。あの音が響くとこの女も退屈ではなくなるだろう。














■ポール・ゴーガン   「 カフェ 」

   1888年     
 

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証券会社をやめて本格活動し始めた1年後の絵、ヤバイ!うますぎないか!
■ゴーギャン14






モネたち印象派が作り上げた新しい流れに、うまくあいのりできたようだ。

おかげで制作環境的には、写実を要求されず、題材を限定されず、色彩を制限されなかった。

しかし実に「青い屋根」って空や土によく映えるもんだ。また、地味な人間はその引き立て役にもさせられる。














■ ポール・ゴーガン   「 ルーアンの青い屋根 」

  1884年   
 

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春を祝う宴の前座のような・・・、もしやあれ木靴?
■ゴーギャン13






木靴は履いたことがないが、靴擦れしてそうな気がしてならない。硬そう。ましてや踊るなんて。

でもよく見ると少し大きめっぽくてよかった。

中景、遠景と軽やかで、草々は優しげで、ワンコがあどけなくって・・・、木靴も実はピッタリだ。














ゴーギャン13L ポール・ゴーガン   「 踊るブルトーニュの少女たち、ポンタヴェン 」

   1888年     
 

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03

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ゴーガンの「川」!一体何色使っているのだろうか?
■ゴーギャン12






当然彼のこと、川の色を青とか水色なんかで描きはしない。

いろんな生き物に糧を与え、また多くを受け入れ、常に形を変えてそれらの姿を映し出す場所だ。

川はあらゆる色が満ち溢れている「生命を育む源」でもあり、また「死を運ぶ揺りかご」でもある。














■ ポール・ゴーガン   「 川辺 」

   1887年   ゴッホ美術館
 

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タイトルは「眠るクローヴィス・ゴーガン」・・・ゴーガンの父親だ。でも父親にしてはにしては幼すぎる!
■ゴーギャン11






画家ゴーガン憧れの父親クローヴィスは一流のジャーナリストだったが、3才のときに亡くしている。

もしかしたら、もうすでに永眠しているのか・・この壺の中で。・・・・ではこの子供に見える若者は誰か?

亡くなった父を想いつつ、亡命先のペルーの地で日々寄り添い寝入る過去の自分自身か?無垢な青が印象的だ。














■ ポール・ゴーガン   「 Clovis Gauguin Asleep 」

   1884年  
 

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初めてのタヒチへ向かう直前の作品だが、ほぼ行っている感アリ!
■ゴーギャン10
 





フランス北西部の町、ブルターニュ。

地味な景色でも、彼独特の多重奏の色彩の息吹を吹きかけ一面に一世界を築き上げる、ゴーガンだ。

この時点でもうすでにタヒチに足を踏み入れているようだ。















■ ポール・ゴーガン  「 干し草の山 」 
  
  1890年  ワシントン・ナショナル・ギャラリー


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This is Gauguin!


■ゴーギャン 09






1888年の作、アルル。ゴッホと暮らしていたときだ。触発し合い過ぎた関係。

「できるだけ多くの色を使うように」。ゴッホに与えた言葉。

これはゴーガンが好き勝手に塗り替えた世界。実に様々な季節がある。














■ ポール・ゴーガン 「 レザリスカン 」 
  
  1888年  オルセー美術館


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地味な農村をこんなにも活気あるカラフルワールドに!


■ゴーギャン08






絵は現実の描写ではなく、「見えたものの美的再構築」。画家の名は、ゴーガン。

家族を捨ててまで到達したい世界へ向かって、「とにかく強い色を置け!」と。

「緑」の芝生に浮かぶ女のスカートの「赤」が全体の景色を強引にまとめ込んでいる。














■ ポール・ゴーガン  「 ブルターニュの風景 」

  1894年  オルセー美術館
 

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08

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楽園に楽なし!


■ゴーギャン07






都会ではあまりに殺風景にすぎる。アルルも中途半端だった。

正に己のの目に映る鮮明な原景、それをわしづかみにし、昇華させた世界。

そこから溢れみ出る光彩は100年以上たっても色褪せることはない。














■ ポール・ゴーガン  「 白馬 」

  1898年  
 

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奇想天外、絵画制作、気概永遠、作品光輝。

■ゴーギャン06






ドランやマティス、ヴラマンクら当時の野獣派を越える大冒険に出た。色彩観だけではない。

安泰な生活、大切な家族、愛した故郷、切磋琢磨し合った友、全てを過去に変えタヒチへ移住したのだ。

その先の「己にしか見えない何か」を目指して。














■ ポール・ゴーガン   「 マンゴーの花を持つ二人のタヒチの女 」

  1899年   メトロポリタン美術館
 

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死を前にして掲げた自他共に認める画家の最高傑作

■ゴーギャン05






手に取ってしまった「禁断の果実」は、生きる者すべての欲望の象徴だ。

右に赤ちゃん、左に老人、そして真ん中に若者。「始まり」と「終わり」があるから、人は感じ、考える。

集大成であるこの作品を仕上げて、ゴーガンは自殺を図った。でも運命。死ねずにまた遠い島へ行ったのだ。














ゴーギャン05L  ポール・ゴーガン  「 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか 」

   1897年  ボストン美術館 


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初々しい!デビュー2年目!


■ゴーギャン05







画業に専念して2年目の作品。

彼のその後の画風の片鱗がしっかりここに見て取れる。

「色彩の芳醇さ」が、光や影、そして遠近をも優雅に支配している。
















■ ポール・ゴーガン  「 ブルターニュ風景 」

   1884年   


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ゴーガン・コンプレックスの前のゴーガン


■ゴーギャン04






まだゴッホといた頃のフランスでの作品。

でもなんか南国を求めている色遣いのようにも思える。

だが布に散り落とされた少しの青みが、オレンジとグリーンの田舎臭い同化にキリリと都会風を吹かしている。














■ ポール・ゴーガン 「 リンゴと籠 」 
  
  1888年


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出会い


■ゴーギャン02






地面のピンクが出会いを盛り上げている。

海の青がときめきのひと時を祝っている。

そして、どうやら空はモネが間接的に手伝ったらしい。
















■ ポール・ゴーガン  「 海辺の馬乗りたち 」

   1902年  フォルクヴァンク美術館



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あたたかそうな雪。
  
  
■ゴーギャン01






南国大好き人間のゴーガンがそのタヒチで最期までゆっくり大事に仕上げたのだという。

屋根は相当重ね塗りされていそう。まるで温かい毛布のようだ。

故郷への熱い思いを筆先で紡ぐように描かれている。














■ ポール・ゴーガン  「 雪の積もった村 」

  1894年  オルセー美術館


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