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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
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ルオーが描いたからそう思うのだが、、、
■ルオー08






捧げられた「祈り」。

この世の弱いものや、はかないものとかだけではなくて、強いものや清らかなものへも。

その支えとなるための「気=重しとなる力」が送られているかのようだ。














■ ジョルジュ・ルオー  「 飾りの花 」

  1947年  パナソニック 汐留ミュージアム


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24

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春を覗く?!
■ルオー07






まるで冬眠から覚めた動物が穴ぐらから眺めているようだ。

「ねえねえ、真っ直ぐ体を起こして動くちょっと怖そうな生き物がいるね、お父さん!」

「うん、そうだね、・・・のんびり暮らしてりゃ、結構いいヤツらなんだけどね・・・」














■ ジョルジュ・ルオー   「 春 」

   エルミタージュ美術館


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まぶしすぎる絵!
■ルオー06






これくらいの大きさでちょうどいいかもしれない。

深く、輝かしい。そして、あたかも物質的にもまた精神的にも全てを含んでいるような神々しさ。

深呼吸して感覚と感情をしっかり休ませてからまた観たい。できれば至近距離で凹凸を感じたい。














■ ジョルジュ・ルオー  「 東洋と西洋 」



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イエス、He is!


■ルオー05







64才の作、このころから厚塗りを始めた。一つの集大成のシリーズでもある。

左右対称と青紫、黒、錆茶、・・・神聖かつ力感あふれる世界だ。

「荒廃したり、雑然とした中でも光明は現れる、全ての者に幸あらんことを」。















■ ジョルジュ・ルオー 「 受難 」

  1935年  出光美術館
 

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27

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まぶし過ぎる、見れば見るほどに・・・


■ルオー04






太い黒い間仕切りで色と形は互いの存在を分け合う。そして、ここに「弱い色」は一切ない。

それぞれの色の輝きが高いレベルで響き合い、色の重さが重なり合う。

視線は、人、道路の奥行き、その上の太陽。ぐるっとフレーム、そして水色にやや応援された赤の描写へと進む。















■ ジョルジュ・ルオー 「 秋の終わり 」

  1952年


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有り難い風景

■ルオー03






分厚めの絵の具の塊に色が付いていて輪郭がある。

ただそれだけの作業結果なのに不思議なくらい緻密に見える。

魂が入るとはそういうことか 元々は真白い画布だったなんて。














■ ジョルジュ・ルオー   「 秋の夜想曲 」

   1952年
 

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大丈夫、支えてあげる・・・
■ルオー02






若い頃ステンドガラスの製作に没頭していた影響か、輪郭線が図太い。

個々の色彩をフォーカスしたり、深い意気を醸し出す効果もある。または非現実を予感させることも・・・。

加えて、「観る者を安心させたい、包み込みたい」、そんな画家の情念があるような気がしてならない。














■ ジョルジュ・ルオー 「 キリストと弟子 」

  1938年


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見てくる目。
   
  
■ルオー01






この目は視覚以上の力で見てくる目だ。

どうやら、自信に満ち、正義感が強く、優しさもあるらしい。

絶対性からは、ややほどけてはいるものの、とにかく頼りたくなる像だ。














■ ジョルジュ・ルオー 「ピエロ」

  1939年


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