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  08 ,2017

~ For you just before visiting a museum ~                                  


プロフィール

 I  M A

Author: I M A
〜19世紀半ば以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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モンマルトルにある老舗シャンソニエ(シャンソンを聴かせるライブハウス)、ラパン・アジル。ピカソだけでなく、マティスやドラン、ヴラマンク、モディリアーニ、ユトリロ、そして詩人のアポリネールもよく通ったそうだ。
■ピカソ29






そう、詩人アポリネールは、キュビスムの先導者の一人でもあり、またシュルレアリスムの生みの親でもある。

そして、未来派への試みを始めたデ・キリコを大絶賛するなど、美術界を大いに盛り上げ、掻き回し続けた。

この作品、ヘーレクイン(道化師)の平面的菱形柄の服と顔の陰影が余りに際立ち、観る者の目を行き来させる。














■ パブロ・ピカソ   「 ラパン・アジルにて 」

   1904年   メトロポリタン美術館


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働くことで忘れられる、いや薄らぐ「苦しみ」が、にじみ出ている。
■ピカソ28






ピカソの1901年から1904年の作品は、皆陰鬱な様相を呈している。友人の望み絶たれた末の自殺が原因だ。

この女性も不遇であろう。もしかしたら、盲目かもしれない。でも、必ずしも盲目が不遇であるとは限らない。

かなりの貧困かもしれない、でも必ずしも貧困が不幸って訳でもない。「絶望」こそが最大の不幸である。














■ パブロ・ピカソ   「 アイロンをかける女 」 
  
   1904年   グッゲンハイム美術館
   

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「青」「独」「酒」
■ピカソ27







しっかりとした着衣、姿勢、表情。だが、深い青に浮かぶ目、口、鼻は病的なシグナルを送ってくる。

あまりに独りに慣れた男が時折やる自暴自棄な行動、それを起こす前の束の間の静寂か。

この酒は、やがてこの男から理性という名の重力を消し去り、どこか浮遊できる場所へ着実に向かわせる。














■ パブロ・ピカソ   「 アンヘル・フェルナンデス・デソト氏の肖像 」

   1903年   


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縁取りがカワイイ!
■ピカソ26






絵画価値として最も人気がある「Blue Period=青の時代」の作品。

緻密な描写ではないが、少女のふんわり感とあどけなさ感が全体的にある。

つま先立ちの割に上半身がリラックスしているのは、キュービスムの魔法だ。














■ パブロ・ピカソ 「 鳩を抱く少女 」 
  
  1901年  


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青の時代の青争物
■ピカソ25





静かに青が鎮め合っている世界。

至るところブルーの支配のデザート王国。

それにしても2人のおじさんが気になる!














■ パブロ・ピカソ   「 デザートの静物画 」

   1901年   


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「青」が青すぎるゼ!
■ピカソ23






躍動的?、いやっ、静止しているようにも見える。で、じっくりこの青を称えているようにも見える。

では、手足が太いのは何故か? 

それは観る者に安定感、安心感を与えつつ、「泰然とした青」を見せたかったからか。














■ パブロ・ピカソ   「 浜辺を走る女たち 」

   1922年   


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仏にも似たスマイル?!
■ピカソ23






母の表情がたまらない。

わずかな線だけで「母とは何か」をストレートに伝えてくる。

それは、「永遠に芯まで抱き包む覚悟」、そして「絶え間なく湧き上る累積する喜び」のように感じる。














■ パブロ・ピカソ   「 母であるということ 」 
  
   1963年   

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ステンドガラス?・・・ではない!・・・・彩色切り絵?・・・でもない!・・・・ピカソ様の作!!
■ピカソ22






「目を細める」という表現があるが、「顔全体で微笑みを浮かべる」ということ。結果を表す。

この絵を見ていると似たようなことが連想される。

平面での全体表現のキュビスム、本来のカタチに回帰させ、ここへ来てリアルな均整と装飾性も備わった。














■ パブロ・ピカソ   「 ピッチャーとフルーツボウル 」

   1931年  メトロポリタン美術館

 
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3つめのブドウは・・・?
■ピカソ21





つぶれたブドウ。こわれたヴァイオリン。いや、正確に言うと、「分解されている」だけだ。

わからないパーツもあるが、我々はわかるものから順々に、それが何かを追い求めて視線を這わすことになる。

組み立て作業を強いられるのは面倒だけど、洗練されたスノッブな世界に誘われるのは悪くない。














■ パブロ・ピカソ   「 ヴァイオリンとブドウ 」

   1912年  キンベル美術館

 
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グラスに映るは・・ これっ! キュビズムの種明かしか?予告か!
■ピカソ20






粋なやり方だ。

現実から一歩離れるようで、より近づこうとする表現だ。

このあと求人はしてないが仲間が現れ、怒涛のバラバラ作戦で世間を遠退け、しかし確実に惹きつけた。














■ パブロ・ピカソ   「 瓶とコップと本 」

   1908年 

 
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この作品の制作年の1906年といえば・・・


■ピカソ19






あの絵の前年の作品である。

予兆はある。顔はあるが表情のない女性と男の子、そして鏡に何も映らない少女。端的で果てのない像。

詳しい外見も心情も背景も要らない。3人の動作と存在をただ彫刻のように描きたかったように思える。













■ パブロ・ピカソ  「 髪結い 」

  1906年  


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同年2枚の自画像


■ピカソ18






ピカソ20歳のときの絵。明らかに大志を抱いている風だ。

原色に近い色を多用した当時のスタイルに乗って自分の描き方を進化させようとした試みが窺える。

あの作品の深遠なマイナスの迫力とは違って、開放的で自信みなぎる様子が感じ取れる。














■ パブロ・ピカソ 「 パブロ・ピカソの自画像 」

  1901年  


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ロシア系バレリーナで貴族出身のオルガ。ピカソ第3番目の女。なるほど知的で優麗だ。


■ピカソ17






ダイナミックな青に気を取られながらも輪郭線を頼りに区画区画をゆっくり味わう。

決して精緻に描かれているわけではないが、そこにいる女性が詳しく伝わってくる気がする。

実物よりこっちがホンモノだって思ってしまいたいくらいだ。そのくらいデッサンの厳しさが圧倒してくる。














■ パブロ・ピカソ 「 オルガの肖像 」 
  
  1923年  

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青の時代の代表作。

■ピカソ16






憂いや悲しみ、絶望までもを青をメインカラーに絵画として表現、見事に成立させた。

当然美術価値としての評価も青天井だ。だが、すごいのはその「創造力」だけではない。

同じく画家だった父親に才能の違いを見せつけ廃業させた程の幼少時からの「表現力」、それは超絶だった。














■ パブロ・ピカソ   「 生命 」 
  
   1903年   クリーブランド美術館

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娘の顔がバラバラに!


■ピカソ15






ピカソが娘を描いた。子供にふさわしく明るくしっかりした色遣いだ。

でもマヤの後ろの「漆黒」はさすがだ。しっかり引き締まり、少女を引き立たせる。

「えっ適当~」的な感じがする塗り残しと荒筆。大黒柱は黒が引き受け、白がそれを安定的に見せる。















■ パブロ・ピカソ   「 船といる少女 」

   1938年 

 
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こ~れは大事な手紙だろう!

■ピカソ14






この二人は兄弟?親からの手紙?とにかく連帯感があるから。顔似てるし。

背景の薄ブルーグレーは、ちょうど二人の上着の中間色の補色系統である。

どちらをも映えさせる色となる。上のダークグレーはこの手紙の内容が芳しくないことを暗示しているようだ。














■ パブロ・ピカソ   「 手紙を読む 」

   1921年  ピカソ美術館

 
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アブサン その3 ~ピカソまでもこの酒に憑かれた一人~


■ピカソ13






当時のこの酒の本当の魅力は、エメラルド色が誘う「強壮や幻覚の世界」だとも言われている。

ロートレックやゴッホ、ゴーギャン、ドガ、ユトリロ、マネ、ムンクなど錚々たる面々が愛した。

パリでは別名「緑の女神」。そして、芸術家たちからは「インスピレーションの妖精」と呼ばれていた。
















■ パブロ・ピカソ   「 アブサンを飲む人 」

   1901年 

 
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ピカソのこの手の絵は強烈なマンガと思って見てイイよ
■ピカソ12






はっきり言って「美しいか?」の問いに「もちろん!」とは答えにくい。

それは、「絵はきれいであるべき」という思いや願いが基本あるからだ。ではこれを外してみる。

力強く奔放、隣合う色が心地いい組合せの、立体を分割表現した他にない味わい深い絵・・ということに。













■ パブロ・ピカソ   「 泣く女 」

   1937年  テート・ギャラリー

 
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22歳でこの表現力!


■ピカソ11






カウンターの上のグラスがこの絵のもくじだ。

二人は長らく同じ姿勢でいて会話もなく、ただ放心しつつ時を殺しているようだ。

深く背負った苦悩の溝跡は長らく埋め戻されそうにない。
















■ パブロ・ピカソ  「 酒場の二人の女 」 
  
  1902年  ひろしま美術館 



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今となれば美術史上最高とも言える記念碑的作品だが、あまりにも過激すぎて10年間も一般公開されなかった当時異常に過ぎるこの絵。親友のマティスでさえ酷評を極めていた。
■ピカソ10






だれもが驚くほど「美しくない、理にかなわない絵」を描いたピカソ。

だがその常識への「逸脱の罪」は、後に芸術の世界観を変える「魔法の扉」となった。

絵の概念を現実から大きく舞台を広げた。キャンバスに時間と空間の断片を自由に行き来させたのだ。














■ パブロ・ピカソ   「 アヴィニョンの娘たち 」 
  
   1907年   ニューヨーク近代美術館 


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