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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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01

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惜別の時!
■ターナー07








沈みゆく夕日に肩を並べる古き戦艦。

帆を外し、無抵抗のまま黒い蒸気船の牽引力に身をゆだねる。

勇姿、やっぱり船はこの角度が一番カッコいい!
















■ ウィリアム・ターナー  「 解体のため最後の停泊地に曳かれゆく戦艦テメレール 」

   1839年  ロンドン・ナショナル・ギャラリー


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

23

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コントラストと躍動 がテーマ。
■ターナー06







左上からの陽光、それをバランスよくやや右に傾き受ける受け止める帆船たち。

そして、手前の濃く荒い波。

ひょっこり浮いた赤いブイは、これらの世界を浮き彫りにする静かなベンチマークとなっている。
















■ ウィリアム・ターナー  「 ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号 」

   1832年  富士美術館

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02

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スイスの穏やか~な湖から
■ターナー04







あまりにもふんわりしているので、まずはぼんやり眺めたくなる。

太陽の囁きからブルーの戯れをさまよい、視線は手前の幻想的な人々に留まる。

22歳のあの作品からの振れ幅がやっぱり~と言わんばかりの突き抜け方だ。
















■ ウィリアム・ターナー  「 ツーク湖 」

   1843年  

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04

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水面の静けさと潔さ、ステキ!



■ターナー04








遠近と色彩の競演。

省略と深い描写。

隣り合う色の映え方とグラデーションを間近で、30cmくらいに近づいて観たい。
















■ ウィリアム・ターナー  「 ペットワース公園の向こうの夕日 」

   1828年  アイルランド・ナショナル・ギャラリー

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21

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印象派へのヒントが、、、



■ターナー03







水彩ならではの清々しさと軽やかさ、そして画家に注ぎ込まれた大胆さ。

下書きの下書きかっ、て。

いつも新しいものはまず異端であり、狂気である。
















■ ウィリアム・ターナー  「 水の向こうの夕日 」

   1828年  

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20

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ドラマチック大王






■ターナー02







月の明るい円みを引き立たせるために、その右に尖った暗いものを置いた。

水面を手前に手前にと視線を導くために、上空の左右端を暗めにした。

そして、画面全体に漂う動きを含む静けさが、じんわりと観る者に近づいてくるように仕上げた。
















■ ウィリアム・ターナー  「 月光、ミルバンクより眺めた習作 」

   1797年  


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蒸気機関車が勇ましい!






■ターナー01







そのスピードや重量感、迫力が昇華され描かれている。

画面右下の斜めに降り落ちる激しい雨、これを数秒後確実に打ち砕いて突き進むのだ。

堅牢な鉄橋はその豪傑ぶりを増幅させている。
















■ ウィリアム・ターナー  「 雨・蒸気・速度:グレートウェスタン鉄道 」

   1844年  ロンドン・ナショナル・ギャラリー


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