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  04 ,2021

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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03

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やっぱ、天動説がイイ?!



■ムンク56







古代ギリシアではすでに太陽中心説(地動説)が唱えられ、後にコペルニクスが立証し、世界に認知された。

しかし、この作品やあの作品を観ていると、太陽が日々回動し絢爛なショーを私たちに見せてくれているように思えてくる。

この絵からそう思えてならない。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 太陽 」

  1913年  ムンク美術館



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04

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同じ絵でも・・・
■ムンク02







同じ絵でも、観る人によって違って見えることもある。

同じ人でも、観る時によって違って見えたりもする。

例えば、以前は夜明け前に見えたが、今日は闇を追い始める夜にしか見えないとか・・・。

















■ エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年  フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター



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26

Category:   ムンク

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5年後パリ万博に出展、画家厳選の会心作!
■ムンク54







シングルベッドから始まる日常。

何かいいことありそうな気配を感じさせるやや上向きで遠くに向かう視線。

また、手や頬、鼻の血色は、充電しているエネルギーを感じさせる。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 朝 」

  1884年   ベルゲン美術館



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25

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この頃パリでブレイク!
■ムンク53







1889年、パリ万国博覧会のルウェー・パビリオンに「」を出展。

パリではゴッホやゴーガン、ロートレックから多くを吸収し、1905年にはフォーヴィスムのメンバーに展覧会に招待される。

本作は、コレクターのリンデの子どもたちを描いた作品、背景から彼らの将来への敬意が見て取れる。





  










■ エドヴァルド・ムンク  「 リンデ博士の4人の息子 」

  1903年  



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26

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堂々たるアナーキスト作家ハンス・イエーガー、彼がムンクに与えた影響は大きい。
■ムンク52







ハンス・イエーガー、画面には無政府主義者特有の「実直なふてぶてしさ」がそびえ立っている。

彼は自由への究極の方法として自殺や不倫を薦め、一夫一婦制や家族の安らぎを否定した。

ムンクは自らの過酷な過去と彼の奔放な思想を溶け合わせ、この後の日常は非理性化していった。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 ハンス・イェーゲルの肖像 」

  1889年   オスロ国立美術館



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31

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前の3人の男がおもしろい!
■ムンク51





後ろの行列を見せるため、あえて背を低く地味に描いた右手前の男。

早く帰りたい!という意思を見せつける前のめりの真ん中の男。

左の男の頭あたりからは、放射線状に全てがあふれ出てきているように描かれている。
















■ エドヴァルド・ムンク   「 家路につく労働者たち 」  
  
   1915年   ムンク美術館   


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04

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ノルウェーの夜空、ムンクの星空
■ムンク50







風はなく、生き物の気配もない。

光が闇に軽やかに閉じ込められたような世界。

にじみ出てくる恒星の僅かな輝きは、視線でこじ開けたくなるほど可憐だ。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 星が輝く夜 」
  
   1893年  ポール・ゲティ美術館 


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08

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「叫び」と同様数多く描いた「橋の上の女たち」シリーズ

■ムンク49








木製の橋は、不測感の絶好の演出場で、

極端な奥行き感は、シーンをよりダイナミックに見せ、

横たわる水は、底知れぬ混沌を表している。全て同じ建付けだ。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 橋の上の少女 」
  
   1899年  オスロ国立美術館 


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04

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大好きな妹。
■ムンク48







しっかり立っている。・・・シンメトリーにし、重い色の服を着せた。

静かに見つめている。・・・真正面からとらえ、髪の毛の分け目を真っ直ぐに。

頭部以外は粗野にし、より一層その存在を凛々しく見せている。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 妹インゲルの肖像 」  
  
   1892年  オスロ国立美術館美術館



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この絵、明るく見えるか、暗く見えるか・・・
■ムンク30







す~ごく心情的な光を描いた作品かと思う。いやあ、心情が求める光か・・・。

でも、こんなに「時間をくれる絵」はなかなか無いかと。中空で遊ばせてくれるしー。

そして想う。もし、自分がここに立ったら、どんな影が生まれるだろう・・・。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年    フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター


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ムンクがパリに来た!留学中17歳の作品。



■ムンク02







ゴッホが没し、シーレが生まれ、モネが後にカンディンスキーを抽象画家に仕向けた「積みわら」を描き始めたころ。

1890年代は、美術史で最も目まぐるしい変遷期のひと時代ともいえる。

ムンクが当時脚光を浴びていた数々の作品に、技法に、そして表現者に憧れ、最もギラギラ輝いていたころだ。。

















■ エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年  フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター



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「叫び」と同じ構図でも、、、
■ムンク45







「叫び」は今起こっていること、それより長く重い時空間のように思える。

いつ始まったのか、いつ終わるのかわからない。

極端な遠近感と激烈に燃える空が、その虚ろさををより際立たせている。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 絶望 」

  1892年   ティール・ギャラリー



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恋人との発砲事件直後、スッキリ別れてからの作品ようだ。
■ムンク44








激しく結婚を迫られていたのだが、自由を奪われるからと、彼女から逃れていた。

結果指1本吹き飛ばされたにもかかわらず、穏やか過ぎるくらい穏やかだ。

気になる不自然な右下の岩は、強い遺恨を内包するかのようだ。














■ エドヴァルド・ムンク  「 夏の夜の浜辺 」

  1902年  



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「何かが終わる時」、と、「何かが始まる時」の瞬間
■ムンク30








穏やかな遠近で交わった「橋」と「手摺り」、そして小気味よく揺れ動く「舟」。

それらを一気に串刺しに仕留める「黒い木」。

それとその影の角度は、反対側の景色をより混沌としたものに見せている。















ムンク34L エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年  フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター



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ノルウェーNo1から、世界のムンクへ。
■ムンク42







1889年のパリ万博への展示の準備のためパリに来た。

エッフェル塔もピカピカだったが、ゴッホ、ゴーガン、ロートレックなどの作品にはトコトン魅了された。

この後出てくる「思い切った空気感の色彩化」、そして「激しい心情の描写」は、世界に挑戦状をたたきつけた。














ムンク42L エドヴァルド・ムンク  「 ニースの夜 」

  1891年  ノルウェー国立美術館


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やがて

■ムンク00







時間って取り戻せない。命も同じく。

だから、恵みを讃え、大切なものを大切にする。

・・・感謝。
















■ エドヴァルド・ムンク  「 太陽 」

  1911年  オスロ大学


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ここにどれくらい佇んでいればこう見えるのだろう?
■ムンク30








本当の景色はもっと暗いだろう。こんなに明るいはずがない。

実際の情景はもっと重いだろう。こんなに見渡せるわけではない。

ただ、放たれた光は決して嘘ではない。観る者の心境を浮き上がらせるような効果があるかもしれない。















ムンク34L エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年  フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター



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ムンクの風景画、また格別。
■ムンク39






箸休めだろうか?いや違う。

ハードミラクルロックミュージシャンのスローバラードのように沈静感と重厚感、そして厳格感がある。

絶対値の、振れ幅の、ボラティリティの大きい作品をいくつも描ける画家こそが、真の芸術家だろう。













■ エドヴァルド・ムンク  「 月光にそびえる糸杉 」

  1892年  


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ここには全てがあるかのよう・・、何度でも・・。
■ムンク30






ここに立ってみる。

首を折り地面を見る。・・・水面をぼんやり眺める。・・・少しあごを向けて夜空を窺う。

心底空虚になりたいとき、あるいは目の前の全てを奪いたいとき、多分こんなところがいいんだ。














ムンク34L エドヴァルド・ムンク  「 サン・クルーのセーヌ川 」

  1890年  フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター



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穏やかなものも描く。
■ムンク37






吸血鬼や殺人犯までも絵にしてしまうが、こういう番外編的なのん気な作品もいっぱいある。

そりゃー、重いのばかりじゃね。

そうはいえ、この歩く人が次の瞬間何をするかわからないのだが。














■ エドヴァルド・ムンク   「 セーヌの風景 」

   1890年   


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