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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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Category:   ピサロ

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写実主義のクールベやコローから学び、印象派を率い、近代絵画の父セザンヌに引き継いだ超重要人物!
■ピサロ06







ピサロは言った。「誇張してはいけない、美化してもいけない・・」

時間とともに移りゆく光景はそれだけで芸術作品、といわんばかりの外光大好き画家だった。

後年そのせいでモネと同じく視力を失っていったのだが、さらに違う景色を感じ描き続けた。














■ カミーユ・ピサロ   「 冬の午後のチュイルリー庭園 」
  
   1899年   メトロポリタン美術館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

26

Category:   ピサロ

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幸福感いっぱいな画面、なぜかリンゴはたくさん実っていそうな気がする。
■ピサロ05







ノスタルジックな色彩のカーペットの上で皆楽しげだ。

そこに三角形の構成、そして棒と木のラインがシャキッと緊張感を与えている。

一方、大きく優雅な影は見どころでもあり、この絵のウェイトになっている。
















■ カミーユ・ピサロ   「 リンゴの収穫 」
  
   1888年   ダラス美術館


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12

Category:   ピサロ

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紫が光と影の二重奏を
■ピサロト04







遠近法が合わない。

建物上階部分と地上からの奥行きだ。

建物に対しての愛着と敬意が、強く表されているように見える。















■ カミーユ・ピサロ   「パリのル・アーヴル広場 」
  
   1893年   シカゴ美術館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

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Category:   ピサロ

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昼よりイイ!!
■ピサロ03






同年制作の昼のやつはテーマが多過ぎたかも。

夜の方がもっと大胆になれていいかも。

ピサロは光を分け束ねて表現した。間違いなく後の美術史には、彼のパレットは通るべき道標だった。













■ カミーユ・ピサロ   「 モンマルトル大通り、夜 」
  
   1897年   ナショナル・ギャラリー


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

03

Category:   ピサロ

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実質「印象派誕生」のきっかけの年。
■ピサロ02






ルノワールやセザンヌ、シスレー、バジールたちがサロンの審査委員会に拒絶された。このピサロもだ。

理由はこうだ。「絵画とは、荘厳な対象を写実的に緻密な作業により大画面に表現されるべきものである。」

まっぴらだと、この後すぐに、バジールは「自由な個展を組織する」、と宣言した。













■ カミーユ・ピサロ   「 ジャレの丘 」
  
   1867年   メトロポリタン美術館 


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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。    ジャンル : 学問・文化・芸術

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Category:   ピサロ

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印象派展、全8回フル参加のピサロ。この時期の作品は穏やかで穏やかで・・・。
■ピサロ01







印象派時代も、その後の点描画においても、当時なかなか売れなかったという。

飾る絵としては超いいが、愛着を超えるところまでのブサイクさや、想像を超える程の意外性はない。

経済発展著しい時代、「絵画」を欲しがる成功した富裕層は、「絵画」の中にも一種の「冒険」を求めていたのだろう。














■ カミーユ・ピサロ   「 モンマルトル大通り、春の朝 」
  
   1897年   


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