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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
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優しく丁寧に囲われていて安心!!

■ハッサム07







とっても力を込めて描かれている、手摺り、縦格子、そして支柱。

日差しを受け止めたり、スルーしたり、結果女性を大いに引き立てている。

モネたちから学んだ影の色の表現は、画面全体を清々しく揺れ動かしている。















■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 ポーチのソファ 」

   1914年   


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段差注意。でもしっかり次のステージへ進んだ。
■ハッサム06







1886年、ニューヨークでのフランス印象派の展覧会を見て、同年ヨーロッパへ飛び立った。

純粋に心打たれたということだろうが、一方でこの流れに乗り遅れたくない、というのもあっただろう。

この作品は、軽く遠近を与え、黒を使って洗練を目指し、V字の構図が清々しい描き方だ。
















■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 パリの通りの夕暮れ 」

   1888年   


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女性の影の描き方がイイ~
■ハッサム05







帽子の影、体の影、そして胴と両肘あたりの薄紫、とっても涼しげだ。

女性の衣装や白っぽい岩肌のせいもある。

でも何より、この地に優し気に包まれている様子が、観る者を心地よくするのだろう。
















■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 アップルドアの岩棚 」

   1913年   スミソニアンアメリカン美術館


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一見窮屈そうだが、実は、、、!!

■ハッサム04







ジーっと観ていると、広がってゆくのだ。

その手助けは黄色いキラキラが担う。その後追いの青が対等に存在し、影をも表している。

実によーくできた仕掛けだ。
















■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 雨の日、ニューヨーク 」

   1892年   


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29

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遠くの青に引き寄せられるぅ~


■ハッサム03







水平線付近は深々しい静けさに輝いている。

一方、つながっているが岸辺は別世界のようだ。

しぶきの音に包まれ、今にも遊びたくなるような彩が舞い上がっている。
















■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 ショールズ諸島の打ち寄せる波 」

   1913年   メトロポリタン美術館


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08

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ふんわり印象派が好きな人にはスゴクイイかも。
■ハッサム02






今からすると、「様式に則って」ということになる。なるほど、印象派のやり方に従順だ。

ただ、当時アメリカでこの描き方は「しょんべんカーブ」みたいに美術家を愚弄するかのようだ。

ずばり、メアリー・カサットの交友の範囲にいたか、その確固たる情報を得ていたはずだ。何ら根拠はないが。














■ フレデリック・チャイルド・ハッサム   「 即興 」

   1899年   スミソニアン・アメリカ美術館


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アメリカの印象派だけどあまり知られていないが、かなり惹きつけられる清廉さ有。
■ハッサム01





アメリカの印象派はイマイチ個性が薄いと言われるが、それは衝撃的でない分、分が悪いなあ。

でもでも、この絵の中には、ダイナミックで軽快で牧歌的な幸福感が流れている。

そして、そう、色彩たち。オレンジと青緑たちの引立て合う関係は、全体にその力強さをトッピングしてくる。
















■フレデリック・チャイルド・ハッサム   「木の枝の家」

1916年   メトロポリタン美術館


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