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  04 ,2024

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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23

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えっ、そっち向き?

■マティス43 







斜に背を向け読書している。

人物としての特徴を消され、あたかも静物の一部のように描かれている。

また、紫を白で濁したドレスでその存在感を薄められ、観る者はゆっくりとこの静謐な世界を楽しむことができる仕立てだ。
















■ アンリ・マティス  「 紫のドレスの読書する女 」   

   1898年   


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20

Category:   マティス

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ピカソを真っ青にしたマティスのブレイク初期の大看板的作品!


■マティス42







色彩の扱い方を完全に解放した宣言的作品、2.4m×1.7mというサイズからも”攻め攻め度最高潮”。

また、後に「躍動と歓喜のアイコン」ともなる『ダンス』が奥で輪舞の真最中だ。

アーチ型の三角構図という往年の様式の中に、目一杯詰め込んだ”カラフル・ドリーム&ラヴラヴ・ワールド”。
















■ アンリ・マティス  「 生きる喜び 」   

   1906年    バーンズ・コレクション 


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18

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床と壁がつながっている不安定な赤い背景の中で!
■マティス41







女性の手がテーブルに載せられていることと両手が末広がりであること。

女性の右手からテーブル奥の植物まで右肩上がりの配置であること。

窓の風景ともつながり、と~っても安定感のあるリズミカルな循環を生んでいる。
















■ アンリ・マティス  「 赤い室内の緑衣の女 」   

   1947年    ひろしま美術館 


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17

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ショッキング、センセーショナル、マーベラス!
■マティス40







第二回サロン・ドートンヌで展示された本作。

「野獣派」というネーミングが誕生した瞬間だ。

目で見える色彩からの解放、そして写実を大股で飛び超えた表現スタイル。
















■ アンリ・マティス  「 帽子の女 」   

   1905年    サンフランシスコ近代美術館 


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14

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いいウソ
■マティス39







マティスの絵を何度も観るとそれ以前の絵が物足りなく、それ以後のはやり過ぎに見えてしまう。

なぜだろう?

脳にやさしく、脳に刺激が程よくあるからなのだろうか、、、。
















■ アンリ・マティス  「 緑の部屋 」   

   1916年     


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21

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後年惚れちゃったモデルのリディア!
■マティス38







なんて鮮やかな色加減なんだろう。

なんてちょうどいい配置加減なのだろう。

そして、なんてさり気ない躍動的な幸福感なんだろう。
















■ アンリ・マティス  「 紫のコートの女 」   

   1937年   ヒューストン美術館     


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”色彩の魔術師”魔術を使いすぎ?!
■マティス37







この年パリのアートシーンにおいて激動の始まりであった。

一瞬、えッ、というくらい強い色彩が散乱しているようだが、部分部分を観ると落ち着き調和しているから不思議だ。

港の光景、プランターの花、アッパーウィンドー、、、じわり眼に溶け込み、輝きを感じ始める。
















■ アンリ・マティス  「 開いた窓、コリウール 」   

   1905年        


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04

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マティスの「私は人々を癒す肘掛け椅子のような絵を描きたい」という言葉、うんうん・・
■マティス31







ゆるやかな気分。ゆっくりとした時間。

観る者にとって、こんなにのんびり目を遊ばせられるのは遠近がないだけではない。

踊る色彩に心酔わされてしまうからだ。
















■ アンリ・マティス  「 眠る人と静物 」   

   1940年        


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24

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MOMAの「ダンスⅠ」との違いは?
■マティス35






パンチ喰らうねえ!激しすぎる。野蛮さとか原始的な様相が濃い。それに色の乱舞。

一方、前年作の「ダンスⅠ」は、下書きならではの素朴で自然な発想とその筆致が合ってていい。

ずーっと手元に残しておいた作品「ダンスⅠ」、本人も気に入っていたようだ。














■ アンリ・マティス  「 ダンスⅡ 」   

   1910年   エルミタージュ美術館     


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29

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絵画世界の根っこを攻めに攻めた、何歳になっても。
■マティス34







マティス、実に78歳のときの作。遊び心全開だ。

「自信満々、一筆描きのような潔い輪郭線」、「簡略な、だが小気味いい陰影」、

そして、「大胆な、でも調和深い色彩の切り分け」、・・・やっぱり「20世紀の平面王」だ!!














■ アンリ・マティス  「 リディア・デレクトルスカヤの肖像 」   

   1947年   エルミタージュ美術館     


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17

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フォーヴィスム明けの力作
■マティス34







赤や緑や黄色を、「奔放に」、というか、できるだけ「意識して強く」描いたフォーヴィスム。

ヴラマンク、ドラン、ブラックらとともに、「絵画が持ちうる自由な変幻力」を見事に見せつけた。ちょっとだけコロンブスの卵。

なかでもマティスが、その後の展開で、最も激しく仲間のタブローを揺り動かした。














■ アンリ・マティス  「 青いテーブルのある静物 」   

   1909年        


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04

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お昼寝中。
■マティス33






存在する対象物の背景はすべて「黒」、ってこと?・・・そう。

鏡に映る彼女の肘の三角の中も黒。つまり、こちら側も黒、ということだ。でも、その前にくる画中画は何だ・・・?

そして、鏡の中の黒も不可解だ。・・・でもそんなことよりも、「’黒’って不安で心地いい」、と思わせる絵だ。














■ アンリ・マティス  「 赤いテーブル 」   

   1939年     ポンピドューセンター   


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23

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マティスのこんなピンクも観ておきたい。
■マティス32






背景の壁面はユリの花の柄。色はいらない、カタチだけいただき。

テーブルの手前面。同じ超落ち着きのあるピンク。

これらを見ながらのレモンは酸っぱそうで、酸っぱそうで・・。














■ アンリ・マティス  「 レモンのある静物 」   

   1943年     ニューヨーク近代美術館   


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アンリ、たまには地味に行こう!
■マティス30






窓の向こうには、すっごいいいものが待っている。

現にこの年後半には、ルオーやビュイヤールとともにサロン・ドートンヌを作ったのだ。

アンデパンダン展とともに20世紀前半の最も権威ある展覧会となった。














■ アンリ・マティス   「 軒の下のアトリエ 」 
  
   1903年      


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28

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フランス美術アカデミー会長の作品のパロディ!元々、ニンフ(女)=精霊、サチュロス(男)=半人半獣、・・・のはずが、・・・。
■マティス29






まあ原作やテーマはどうでもいい。だって、この絵はもうそのネタの断片のかけらでしかないから。

こういうマティスの単純な絵を観ると、いつも「矢印」を見ているような気がする。

「オレは、こっちの方向だぜっ」っていうメッセージを突き刺しているような。














■ アンリ・マティス   「 ニンフとサチュルス 」 
  
   1908年   


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Sunflower、絵画においては「花の女王」かも・・!!
■マティス28






ちょっとだらしない風のひまわり。廻りも姿かたちがはっきりしない。そして、色調も掴みどころがない。

さらに、花瓶の大きさからも左に倒れそうな気配だ。でも溢れ出る何か、それを磔刑にしたのは彼だけではない。

それは、この花独特の「気概」みたいなものだと思う。














Vase of Sunflowers 1934 アンリ・マティス   「 花瓶のひまわり 」 
  
   1934年   プーシキン美術館   


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04

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はーーー眠ってる!
■マティス27




腕の大きさと肘の角度が観る者に安心感を与える。

そして、その内側には輪郭線がとても弱い。より安らかに見せたいのだろう。

全体を支配する「青」が鎮静と清寂を宣誓している。













■ アンリ・マティス   「 夢 」 
  
   1953年   ポンピドゥー・センター   


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ピカソのライバル。
■マティス26







遠景、中景、近景が一面で一体に。それを観る者が区別して見ることに。

それは描く者、そして観る者にとっても、絵に対して自由になった。

「遠近という縛り」がとれ、広がりが生まれた。だが、そのためには一際構成力と色彩感が要るのだ。














■ アンリ・マティス  「 コリウールの風景 」   

   1907年   メトロポリタン美術館     


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真面目男と不思議女?!
■マティス25






昼間だけどやけに大人な空間だ。・・・タイトルは「会話」だけど、どんな会話かな?

いや、「実際の会話」は、ない。なぜならこのシーンはこの夫婦の日常の最大公約数的な姿だから。

3つのブルーの植え込みの大きさで遠近を取り、この緊迫した関係にちょこっとゆとりを入れ込んでいる。














■ アンリ・マティス   「 会話 」 
  
   1910年   エルミタージュ美術館


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エジプトのカーテンがマティスのカーテンになっている?!
■マティス24






近、中、遠。そのバランス、イイねぇ!

赤、青(緑)、黄。その対比、イイねぇ!

そして、それらを包みたぐり寄せる黒が、原始の香りとそのたくましさをじわじわ放出している。よっしゃあ!














■ アンリ・マティス   「 エジプトのカーテンのある室内 」 
  
   1948年   


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