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  03 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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30

Category:   村山 槐多

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やってもた^~^力みなぎる裸の坊さん!天使やないし^~^しかも出しすぎ^~^
■村山槐多04






いろんな人がいろんなことを感じる。それは当然のこと。でもこれは「キツイ」か!

では、そんなことない人にとっては果たしてこの絵はどう見えるのだろう?

目の前の放物線は彼の生の勢い。炎は彼の刹那の迫力。後ろのそそり立った山がその精神の断面。・・とか?














■ 村山 槐多  「 尿する裸僧 」

   1915年   信濃デッサン館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

08

Category:   村山 槐多

Tags: ブログ  エゴン・シーレ  

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私たちは青にあこがれ、青に消えゆく。「青」、不思議な色。
■村山槐多03






槐多も徹底して描いた「青」。

この絵の題材は確かに「庭園の少女」だが、その目的は「青の効果」だったのではないか。

薄暗そうで爽やかでもないが、透き通った「青」。少女の肩廻りから手の柔らかさや温かみが際立つ仕上げだ。














■ 村山 槐多  「 庭園の少女 」

   1914年  


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29

Category:   村山 槐多

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22歳でこの世を去る覚悟があったかと思わせるほどの迫ってくる力が。


■村山槐多02






じわじわ涌き出る鈍い光沢は、己をを見つめ、己を高ぶらせているのか。

血の気と息の荒々しさが溶け混んでいるようだ。

孤独と格闘の色が叩き込まれ、どこでもいいから行き着いてしまいたい決心みたいなものが充満している。














■ 村山 槐多  「 自画像 」

   1916年  三重県立美術館


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28

Category:   村山 槐多

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この時代、先駆者たちがもたらした未知なる西洋美術の影響により、各画家たちは迷った。


■村山槐多01







個性と伝統。主張と規範。その間で若者は情熱を傾け、画布に向かった。

しかし、庶民的な和服、木炭で白黒、硬い表情など、かなり地味な仕上がりだ。

ただ、全体的に均一な緻密さと力強い濃淡は、短時間で一気に描き上げたであろう凄まじい勢いを感じる。














■ 村山 槐多  「 コスチュームの娘 」

   1917年  東京国立近代美術館


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