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  03 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
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30

Category:   黒田 清輝

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陸・海・空の三分割に富士をい~いところに添えた!
■黒田清輝04







紫立ちたる雲に溶け込み、消え行く幻のような勇姿。

故郷桜島とは違う落ち着き払った姿態。

清々しいグラデーションを舐めるように視線を這わせて頂に向かう。















■ 黒田 清輝  「 富士之図(2) 」

   1898年  静岡県立美術館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

13

Category:   黒田 清輝

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平和な夜

■黒田清輝03







黒田の熱ぼったい絵もいい。

温かい色ときりりと引き締まった寒色が、心地よく織り交ざっている。

さらにコントラストが極まり、二人の穏やかな時間が際立っている。
















■ 黒田 清輝  「 洋燈と二児童 」

   1891年  ひろしま美術館


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08

Category:   黒田 清輝

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15才でブラジルのカズ、18才でフランスの黒田、その後日本にもたらした躍進力はとてつもないものだった。
■黒田清輝02







1890年の作。

ゴッホが去り、シーレが生まれ、ピカソが9才で天才だと言われ、マティスが21才にして画家を目指した年。

黒田は、ヨーロッパ美術のエッセンスを全身で吸い込み、9年後そのエッセンスをそっくり持って帰ってきた。














■ 黒田 清輝  「 針 」

   1890年  石橋美術館


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

31

Category:   黒田 清輝

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なぜこの絵が有名か?

■黒田清輝01






純和風の情景。淡い油彩をしっとり乗せた。

穏やかな湖面に凛とたたずむ女。

「涼やかさ」と「麗わしさ」、そして「和」と「洋」。それぞれが存分に溶け合い共存共鳴している。














■ 黒田 清輝  「 湖畔 」

   1897年  東京国立博物館


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