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  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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Category:   萬 鉄五郎

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ゴッホ風?ヴラマンク風?ドラン風?・・・いやいや萬(よろず)です!
■萬 鉄五郎01






荒ぶる筆、それは大自然の激しい息遣いを伝えたもの。

強い色、それは大自然の底知れぬ力を汲み取ったもの。

揺らぐ線、それはあの天才の気概を噛みしめつつも独自のものにしたかった証か?














■ 萬 鉄五郎  「 田園風景 」

  1914年  神奈川県立近代美術館  


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テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

03

Category:   萬 鉄五郎

Tags: ---

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「けばけばしく、雑で、どうしようもない塗りもの」・・・100年前当時は確かにそう思われていた。


■萬鉄五郎01






派手な緑に赤、野蛮ともとれる裸婦の容姿。でもこれもアリ!と言わんばかりの作だ。

当時の、いや今も我々の感じる「美しい絵」ではない。野球で言うと、デッドボール級の荒れ球だ。

しかし後世の審判団は「日本の前衛美術運動の突破口」という判定。一気にストライクゾーンを拡げた。
















■ 萬 鉄五郎  「 裸婦美人 」 
  
  1912年  東京国立近代美術館 



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