fc2ブログ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
  09 ,2023

~ For you just before visiting a museum ~                                  


Profile

 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


Recommend
Artist
Recommend
Recommend
Mail

名前:
メール:
件名:
本文:

22

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

達するべき境地!横顔ってイイ。
■ルドン29







幻想?

夢の世界?

それって、現実に起こることと同じくらい「現実の一部」なのだろう・・・。
















■ オディロン・ルドン   「 黄金の一室 」

   1892年   大英博物館  


Pochit Please!
Thanks!


















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

20

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

諸行無常の香り
■ルドン28







一瞬の輝きを描く、というより「永遠の輝き」を感じさせる場所だ。

理想の花々の整然の中の乱舞。

ジェロームに学び、ラトュールから吸収したものを見事に昇華、世界化している。
















■ オディロン・ルドン   「 花瓶(ピンクの背景) 」

   1906年   メトロポリタン美術館 


Pochit Please!
Thanks!




















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

10

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

海の底か雲の上?でもとにかくステキな時空。

■ルドン27







語りかける女性、落ち込んだ女性。

二人を温かく見守る足元の貝殻のジュータン、ピンクの雲、、、。

そして、二人をしっかり支える神殿のフレーム、青い背景、、、。
















■ オディロン・ルドン   「 神秘的な会話 」

   1896年   岐阜県美術館 


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

09

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

やっぱりルドンの花は格別!
■ルドン26







いくつもの花瓶の花の作品があるが、どれも神秘の世界を覗き見るようだ。

何故か、制作中がないような完成した世界

「青」が狂おしいほど光放つ世界
















■ オディロン・ルドン   「 野生の花の花束 」

   1910年    


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

05

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

パステルで高さ2m48cmの大作、ド迫力!!
■ルドン25







画面に浮き上がる祝福の光景。

「生」の乱舞。

それらをまとめ上げるルドン・ブルーにしばし酔いしれようか・・・。
















■ オディロン・ルドン   「 グラン・ブーケ 」

   1901年  三菱一号館美術館


Pochit Please!
Thanks!




















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

26

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

ミステリアスでオリエンタルでローング・ローング・アゴー?
■ルドン24







壁なのか、衝立なのか?

伝説的なシーンなのか。古代なのか、ルドンの頃なのか?どこなのか?

そんなこと考えずに、静かにゆっくりとこの「物質感のなさそうな世界」に近づいてみたい。
















■ オディロン・ルドン   「 学びの始め、二人の若い女性 」

   1905年  ダラス美術館 


Pochit Please!
Thanks!




















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

05

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

刺繍に夢中、夢の中??
■ルドン23







沸き上がったような手、顔。

絡み合う布たち。

花々は、それらを褒め称え、女性の優雅さを際立たせている。
















■ オディロン・ルドン   「 アルチュール・・フォンテーヌ夫人の肖像 」

   1901年  メトロポリタン美術館 


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

01

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

爽やかに、安らかに
■ルドン20







瞑想中も花。

女性は記号のようなもの。

パステルならではの軽やかさの中に、青の花瓶は心を鎮めるなあ。

















■ オディロン・ルドン   「 瞑想 」

      


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

29

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

花より花瓶がメイン?!あの青はかなり・・・だ。
■ルドン21







花は、栄枯を、

背景は、無限を、

そして、花瓶はそれらを集約した「宇宙」を感じさせる。
















■ オディロン・ルドン   「 青い花瓶のポピーとデイジー 」

      


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

28

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

ルドンの花、やっぱり地上のものではない!黒の時代に蓄蔵されていた超色彩パワー炸裂中!
■ルドン20







安らかで厳か~。

とてもじゃないけど鑑賞用のものではない気もする。

画家による延々たる「祈り」が深く込められいるようだ。
















■ オディロン・ルドン   「 花 」

   1905年   


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

22

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

パステルならではの、、、
■ルドン19







女性の服、ミント色のかすれ具合がはかなげで、金の縁取りは気高さを、、

その表情は特徴が消し去られ、誰もが感情移入できそうな存在。

平面調に描かれているが、時空の奥行きをグイグイ感じさせる作品だ。
















■ オディロン・ルドン   「 ヴィオレット・ハイマンの肖像 」

   1910年   クリーヴランド美術館


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

03

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

変人であり続け、やがてシュールに突き抜け輝いたルドン!
■ルドン18







ルドンの「幻想的で、ファンタジー性あふれる作風」は、シュルレアリズムの先駆者だと言われる。

モチーフもキリスト教、仏教、ギリシア神話、シェイクスピア戯曲などから、また若い頃はモノトーン一徹。

一見ばっらばらなように見えるが、「存在の神秘の追求」という観点から、全てが生まれているように思える。
















■ オディロン・ルドン  「 仏陀 」

   1905年  オルセー美術館


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

14

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

ここはどこか、いつの頃か、そして、誰のためのものかわからない。

■ルドン17






わかるのは、とっても穏やかで、居心地が良さそうなこと。

もしも少し青を深くしたり、また黄を薄くしようものなら、途端に現実の世界、よく描けた静物画に陥る。

ここは、永遠の調和と安堵の場所だ。















■ オディロン・ルドン   「 黒い花瓶のアネモネ 」

   1905年   岐阜県美術館  


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

28

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

生きている貝殻だ!
■ルドン16






貝殻って、死んでいる?・・・サンゴって、生きている。

でも、貝殻が成長していくって不思議。でもひとたびご主人様がいなくなったら、時間は止まってしまうんだけど。

だけど、セミの抜け殻とは全く違う存在感がある。それだけでも生きているし、ちょっと死んでもいる。














■ オディロン・ルドン   「 貝殻 」

 1912年              


Pochit Please!
Thanks!




















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

12

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

岩絵具っぽい!
■ルドン15






「何がどのように描かれているか?」、というよりも気になるこの背面の自然さ。

天も地も空も海も光も闇も、全てがある世界なのでは・・とも見える。

ここなら生命の誕生もその逆も孕んでいる、そんな空間であり、そんなシーンでもある。














■ オディロン・ルドン   「 アポロの戦車 」

              メトロポリタン美術館  


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

13

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

「憂鬱」の象徴画!
■ルドン14






でも「主人公は自分ですから!」の世界にも見える。

当時のルドンの思想からして、「悩める者のみが幸せになれる!」ってところかも。

事実に背を向け、真実を探し続けた。














■ オディロン・ルドン   「 憂鬱 」

   1876年     


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

25

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

ルドン温泉?!・・・いや温泉ではない。
■ルドン13






画中の主はオフィーリア。

青い葉と背景の黄金は神秘性を掘り下げる。

死の淵の光景か、生の崖の情景か、・・・どちらも大差ないんだろう。生命の起源と終焉からすると。












■ オディロン・ルドン   「 花という名の女性 」

   1908年     


Pochit Please!
Thanks!




































テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

24

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Welcome!M! From N.Y.#8
■ルドン12







自分なりに目いっぱい華やかさを極め、やがて萎れ散る「花」。

さらに、間近から観る弱々しい「緑の茎」たちは、皆はかなげに途切れかかっている。

非現実的な「赤褐色の背景」との相関はとってもニク~いエッジが立っている。















Lルドン12 オディロン・ルドン   「 中国の花瓶に活けられたブーケ 」

   1914年   メトロポリタン美術館  


Pochit Please!
Thanks!





















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

19

Category:   ルドン

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

絵の押し花 ?!
■ルドン11






建築家を目指していたルドン。残念ながら夢は叶わなかったが、絵でこんなに有名だ。

3次元とは程遠い平面丸出しの作品。

そこにずっしり横たわる絵の具の質感、そのザラつき加減がすっごく気持ち良さそうだ。














■ オディロン・ルドン   「 花瓶のない花々 」

   1905年   ニューヨーク近代美術館  


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術

13

Category:   ルドン

Tags: ブログ  エゴン・シーレ  

Comment: 0  Trackback: 0

「パンドラ」、それはギリシャ神話に登場する災いをもたらす箱の名であり、またそれを開けた女性の名である。
■ルドン10






満たされると同時に次へと向かう建設的でかつ自滅的な人間の欲望。

ところで、欲しいものを全て手にした後の自分について想像してみたい。

もしかしたらそれが本当の「自分の願い」なのかもしれない。そして、それが自分自身のパンドラの箱なのかも。














■ オディロン・ルドン   「 パンドラ 」

   1914年   メトロポリタン美術館  


Pochit Please!
Thanks!



















テーマ : 絵画    ジャンル : 学問・文化・芸術