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  08 ,2020

~ For you just before visiting a museum ~                                  


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 I  M A

Author: I M A
〜19世紀以降の絵画を1枚1枚語るブログ〜 
美術史を塗り替え続けた日々を "簡単で軽率な3行コメント" とともにご紹介!
貴方の10秒を、いただきます。


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06

Category:   エゴン・シーレ

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1911年、シーレにとって最も苦しく、また最も輝かしいスタートの年だった。
■シーレ96







「僕は永遠の子ども」、と言いながら生活にはとにかく困窮した。

「猥狭で自由奔放な絵」と「借金を懇願する手紙」をかき続ける日々だった。

確執が続いた母だが故郷の地で、幾分温もりも感じられるひと思いの表現を披露した。
















■ エゴン・シーレ   「 眠る芸術家の母 」

   1911年    アルベルティーナ美術館


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24

Category:   エゴン・シーレ

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17歳の作、ひたすら描きまくった。
■シーレ96



まだシーレではない。

だが、描くことに対する「執着心」は常に最高潮だった。

そして、自己肯定感最高の「自尊心」、こんな人間には誰もかなわないのだ。
















■ エゴン・シーレ   「 レオポルドとマリー・チハチェクのアパートの眺め 」

   1907年    オーストリア・ギャラリー


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23

Category:   エゴン・シーレ

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船好きなシーレ。どれも生き生きしていて人の暗喩のよう。



■シーレ95








勇ましい蒸気船、優雅な帆船。

それは、男性的だったり、女性的だったり。

黄色い帆、言わば「女性の色めき加減」がこの絵の色彩効果の全てを決定づけている。

















■ エゴン・シーレ   「 トリエステ港の蒸気船と帆船 」

   1912年   アルベルティーナ美術館


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19

Category:   エゴン・シーレ

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色が湧き上がってくる~

■シーレ94







モデルで恋人のヴァリ。

落ち着き過ぎた眼差しとボリュームたっぷりの髪の毛。

紅い唇の描き方は、何か言いたいけど言えないような切なさを感じる。
















■ エゴン・シーレ   「 黒い髪の女の肖像 」

  1914年   レオポルド美術館


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03

Category:   エゴン・シーレ

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印象派と野獣派のミックス仕様?!そして?





■シーレ93








いろんなものを吸収していくシーレ、17歳の作。

あえて、水面を傾け安定感を奪っている。

遠近に立ち交う木々と影が、それに力強く心地いいバランスを与えている。
















■ エゴン・シーレ  「 池に映る木々 」

   1907年   


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この手で描くんだよ、この目と頭脳で見出しながら・・・



■シーレ81








どんどんうぬぼれていく初めの頃。

加速度がついたのは、モデルで恋人のノイツェルとの出会い。キワドい以上の作品もいっぱい世に送った。

「描いてはいけないものなんてないし、オレの手にかかったら全てが神聖なものに変わるんだ。」
















■ エゴン・シーレ  「 孔雀柄のベストを着た自画像 」

   1911年   


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29

Category:   エゴン・シーレ

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濁り加減が何かを表している?!


■シーレ81







家族の思い出深きこの町、前年にここを訪れている。

そして、この年は最愛の妹が結婚した。

2つの建物の隣接具合と感情にじむ佇まいから、つい画家の心境を察してしまう。
















■ エゴン・シーレ  「 クルマウの古い家 」

   1914年   


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28

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カラフルなリンク具合がイイ

■シーレ80






地味に港にたたずむ船。

大きな方の船体のボーダーと小さい方の船底の色具合がとってもキュート。

それを、繋いだり、一体化させたり、引き立てたりしている絵。
















■ エゴン・シーレ   「 トリエステの漁船 」

   1912年   


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05

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厳しい批判を受けた過去も、もがき苦しんだ時代も乗り越えた。
■シーレ89







そして今ここに、まだ見ぬ安らかさを求める画家がいる。(しかし子はまだ胎児のはずだ)

タイトルは「家族」。皆命奪われる直前に描かれた、ほんの少しだけ先の切なすぎる未来。

描かれたからにはもう、誰も壊すことはできはしまい。












■ エゴン・シーレ   「 家族 」

   1918年   オーストリア・ギャラリー


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背後の男を見れば見るほど女が神聖に見えてくるゾ!
■シーレ88







大きく、深い瞳は、観る者を見透かすような凄味さえある。

画家は、この女をとっても大切に思っていたはずだ。

なぜなら、衣装の黒から浮かび上がる「青」を首元に配しているからだ。














■ エゴン・シーレ  「 哀しみの女 」

   1912年 レオポルド美術館


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02

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左が師匠のクリムトで、右がシーレ自身で、、、なんて解説されるが、そんなことはどうでもいいほどエネルギーが満ち溢れていることに気付く!共に、画面が狭すぎる、と叫んでいるような情景だ。
■シーレ87






左、変幻自在な枝葉、そして研ぎ澄まされた力強い支え木。

その横で、やや低い位置からではあるがさらに長い支え木に弱々しく縛られた樹。

その樹は、シーレのモデルでもあり、この時期「焦げる程熱い生」を共にしたヴァリー・ノイツェル、彼女を示すものに違いない。














シーレL エゴン・シーレ   「 秋の太陽 」

  1912年  

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この作品の1年前に出会ったモデル兼恋人ヴァリー、18歳。 ~3~
■シーレ86






それは、画面唯一の白の世界に囲まれて、

静かに全ての男を誘い出すかのように、

赤やオレンジよりも遥かに高い温度を持って輝いている。














■ エゴン・シーレ   「 流れる金髪を持つ座る女 」

  1912年   アルベルティーナ美術館

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この作品の1年前に出会ったモデル兼恋人ヴァリー、18歳。 ~2~
■シーレ85






構図と線で勝負。

背骨から腰へのゴツゴツした曲線の描写が象徴的だ。

この体から、温かみをすべて排除し、女性性を丸ごと包み込んだ「逆エロティシズム」だ。

















■ エゴン・シーレ   「 青いストッキングを履いた前かがみの裸婦 」

  1912年

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この作品の1年前に出会ったモデル兼恋人ヴァリー、18歳。 ~1~
■シーレ84






構図と色彩で勝負。

本人は窮屈だろうけど、絵的にはとてもいいバランスだ。

また、潔いシャツの折りしわが、強い色をまとめ上げ、爽やかな緊張感をもってリードしている。














■ エゴン・シーレ   「 黒いストッキングを履いた前かがみのブロンズの少女 」

  1912年  レオポルド美術館
 


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2年前の1909年のウィーン分離派展で同じモチーフのゴッホの作を見たようだ。ヒマワリもね。
■シーレ12








収容所の1室、最低限の中

恋人ヴァリーの不在が椅子に込められ、彼女からの届け物がテーブルの上に置かれている。が、その脚はか細い。

サインが3つ書かれた理由、ゴッホは3点の連作があるが、オレはこの1点で十分だ、とでもいうのであろうか。















■ エゴン・シーレ  「 ノイレングバッハの芸術家の部屋 」

  1911年  ウィーン美術館


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02

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ローマ神話では太陽神を表し、忠誠のシンボルとされていたヒマワリだが、、。
■シーレ07




このヒマワリは、オスカーワイルドの言う以上に、極めて耽美的な生き物だ。だから、その「死」がより劇的なものとなる。

与えられた時間から他が真似できないくらい目いっぱい姿を拡げた。だから、もう太陽には見向きもしない。

クリムトからの、熱い刺激や放散された光はすべて受け取った、と感じ取れるような作品である。













■シーレ07 エゴン・シーレ   「 ヒマワリ 」

  1909年   ウィーン美術館


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01

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死霊の横顔が背後に!!
■シーレ81







過去の自分か?将来の自分か?もしくは、恐怖や不安の象徴か?

男の表情から生気が吸い取られているようにも見える。死と隣り合わせであることを感じさせる。

指の長さ、そしてポーズの理由は、画面構成上いいバランスを作る必要があったからだ。。














■ エゴン・シーレ  「 指を割った瓶のある自画像 」

   1911年 ウィーン美術館


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30

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窓や壁の大きさやその色、また隣り合うカタチやそれらの色が築き上げる迫力は途方もない。
■シーレ80







前作1 よりも近く、表情豊かに描かれているが、画家が意識した対比的なものは何もないだろう。

現時点が常にクライマックスなのだから。

画家の言葉「全ては生きながら死ぬ」。死神は急に遠くからやってくるものではなく、常にそこら辺を徘徊しているようだ。














■ エゴン・シーレ  「 小さな街Ⅱ 」

   1913年  


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超名門校 ウィーン美術アカデミー 2年生(17歳)の作品。とにかく古典的なスタイルを重んじる当校にとって、シーレの描き方は「異常」以外の何物でもなかった。
■シーレ79








「悪魔がクソと一緒に産み落としたのがお前だ・・・」とは教授から。シーレの言動も酷かったろう。

この後まもなく退学し、クリムトに出会い、ヴァリとともに独自の道を切り開き、貫いて進んだ。

この年当校を不合格になったヒトラー。もしも合格していたら、絵筆以外の戦う術を知らずに済んだだろう。














■ エゴン・シーレ   「 舟遊び 」

   1907年   


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20

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「ヴァリ・ノイツェル」シーレをシーレにした女性
■シーレ78






この年の4月に無実を訴えるも刑務所に収容された。おそらくだが、これは出てきてすぐの作品だろう。

面会や差し入れ、そしていつも勇気を与える言葉、出会いからずっと心底献身的に尽くしてくれたヴァリ。

そんな彼女への「深い感謝」と「湧き出る開放感」が、勢い余って相まって、シーレ史上ありえない配色が炸裂している。














■ エゴン・シーレ   「 女性の肖像 」

   1912年   


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