09 ,2020
04 ,2017
11 ,2016

緊張極まりないこの世界において、リラックスし過ぎるくらい伸び伸び。
型破り、ってのはこのことだ。しっかりその時の美術界を見渡し、渾身の斬新さを披露した。
同シリーズで87億円というオークション落札価格が惜しみない称賛を与えている。
■ サイ・トゥオンブリ 「 無題 (ニューヨーク)」
1968年
Pochit Please!

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 ジャンル : 学問・文化・芸術
11 ,2016

細い面相筆で描く「繊細さ」というよりは「大胆さ」が際立つフジタのスタイル。
かつ「平坦さ」が醸し出す無限の可能性。空間的だけでなく、時間的なものも・・・。
画面の全員が昔から永遠に、ここにずっ~といるような気がしてならない。完結しているからこそではないか。

1917年
Pochit Please

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 ジャンル : 学問・文化・芸術
11 ,2016
10 ,2016
07 ,2015
06 ,2015
05 ,2015
05 ,2015
11 ,2014
09 ,2014

そこにいると自分の「気」が、何となくそこの絵に、ゆ~っくりと波長を合わせようとするのを感じる。
初め、圧倒されながらも、徐々に立ち上がる自らの「気」。
無意識の場所で感情が揺り動かされ、そのまま時間を盾に、負けないようにじんわりと「気」を解き放つことができる。

ロスコは、「悲劇」、「陶酔」、「破壊」などといった、人間の根源的なもの表現したかったらしい。
この3つの言葉を胸に作品を観るのも楽しい。
「最悪」、「最高」、「終焉」という極限シグナルとして観てみる。

あるとき、美術評論家みたいな人に「きれいな色ですね」、って言われて、怒り出したという。
怒らなくってもいいのに。直情的な色感のバランスをほめているのかもしれないのに。
いや、バランスというより、強調だろう。とことんいく「色の覚悟」みたいな。その先に、「死」も何もかもありそう。

これら一連の「人間的なシンメトリー」は、神聖であり、かつ泥の臭いもする心から憧れる世界でもある。

Pochit Please!

09 ,2014
09 ,2014

ロスコ41歳。極貧真っ只中だった。「Slow swirl・・・」もこの年の作。そして、マックス・エルンストに出会ったのもこの年。
「 ロスコ・スタイル 」への開花の5年前だ。画家にとって、大転換期でもあり、最も描くのがきつかった時期でもある。
実に翌年、グッゲンハイムの画廊で個展を開催、にわかに美術史の最末端を沸き立たせていく。
■ マーク・ロスコ 「 Agitation of the archaic 」
1944年 ホイットニー美術館
Pochit Please

09 ,2014
09 ,2014
09 ,2014
06 ,2014
05 ,2014
05 ,2014
Next Page ![]() |